今日は書けない

できるだけ毎日日記を書こうと思っているが、書けない時もある。

書くテーマがないとか、書く気が起こらないというのはもちろんだが、書けない理由があるという時もある。

今日がそうだ。

そういう時には、今後来るであろう楽しいことを考えよう。あるいは、原稿の締め切りやテストの採点に浸かって、気を紛らすことが重要だ。

では。

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大阪のまちづくり

いつもと同じ仕事をするのは面白いことは面白いが、ちょっと別のことにも取り組みたくなるのは誰でもある。

なんか仕事頂戴よ! と知りあいに叫んでいたら、さっそくやって来た。

大阪中心部のまちづくり調査である。

大阪赤十字病院跡地の活用計画を考えていたグループが、計画自体は実現しなかったが、その後は付近のまちづくり活動へと継続している運動である。「上町台地からまちを考える会」http://www.geocities.jp/uemachidaichi/である。

大阪城の南、難波宮跡、天王寺七坂、コリアタウン、空堀などを範囲として、大阪市中心部の再生を目指している。会の事務所は、元倉庫を改装して、一階はカフェ、貸し自転車や、おにぎり屋さんがあり、その上が事務所である。畳敷きだが清潔な事務所で、じっくりと話し合い、そのまま付近のお店へと流れていく。

大阪が「坂の町」であり、大阪にも寺町があるとはついぞ知らなかった。はなはだ情けない状態だが、そこはそこは新しいテーマには燃えるタイプなので楽しんで取り組んでいきたい。

京都の町家ブームは、大阪にも波及しているようだ。

ついでに言うと、京都の冬の風物詩に「蒸し寿司」があるが、大阪では既にほとんど廃れてしまったとのこと。

冬に暖かい寿司を食べることは、季節柄理にかなっている。かつての大阪の蒸し寿司はどういうものだったか。それが、現代に読みがあるのにはどのような工夫が必要か。考えれば考えるほど面白い。

では、また面白い人生が進んでいく。

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海外専門ジャーナリストが京都ネタで講義

非常勤講師に来られているアジアプレス大阪の石丸次郎さんの講義は面白い。

彼は、脱北者問題を初め、中国や朝鮮半島関係の取材では定評のあるジャーナリストだ。その彼が、精華大では、海外ネタではなく、京都ネタで迫っている。しかも、舞妓さんを対象にしている。

学生の少しの頑張りで、舞妓さんの置屋さんに撮影依頼を出したら、なんとオーケーが出た。そこで、今度、店出しとなる女性の舞妓さんデビューを撮影できることになった。詳しくは今は言えないが、現在、準備が進んでいる。

京都出身の私は、子供の頃はともかくとしても、成人してから自費で祇園に行ったのは一回だけ。でも、それも

おつきあいで行ったのであった。

今回は、裏方として、置屋さんや舞妓さんの素顔の一端を見ることができる。

非常勤の方の講義は本当に楽しみだ。今度もそうだ。

学生諸君。石丸さんと恵まれたテーマに負けないように頑張って欲しい。

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入試の季節

本日から、筆記試験の入試が始まった。

最近は入試といってもいろいろあるのでわかりにくくなっているが、以前だとこの入試が

本来の入試だった。

受験生はもちろんだが、大学側の緊張感も相当なものです。恐らく以前ならば、試験監督者の心得などについても事細かに指示してある。もちろん、指示内容は、特別なルールもあるが大半は当たり前のことである。

試験会場で監督者が口頭で説明する内容もすべて決まっていて、それ以外の事は言ってはいけない。それは受験生の公正性を期するためだ。その他にも多々規定がある。

つまり、入試業務とは、減点法で物を考える。一つでもいいことをしたとしてもそれはマイナスになりかねない。また、一つでも手続きで間違いをするとそれは重大な責任が発生する。

受験生が問題を解くプレッシャーと、大学側が間違いをしないようにという緊張感が相互に混じり合って相乗的に緊張感が高まっている。こういう時は、ふっとして時に緊張感が途切れる時があるが、その時が怖い。緊張しすぎはいけないが、緊張が途切れるのもまずい。

なんとも難しい仕事だ。でも、それをやり遂げることで、大学の信頼が高まると考えれば、やはりおろそかにはできない。

まだまだ試験は続く。

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住所録は難しい

例年の年末は悲惨だった。

原稿の締め切りを抱えて四苦八苦している中で、年末の大掃除や年賀状書きなどをしないといけないからだ。

しかし、今年は幸運にも締め切りがなかったために、これまで最大の懸案であった住所録の整理をした。私の住所録は、1.住所ソフト中のデータ(複数のファイルが混在している)、2.OSX付属のアドレス帳、3.携帯のアドレス帳、そして4.年賀状のデータなど。

  1. まず、1.の複数ファイルを一元化した。
  2. 次に、それと4.年賀状データとの統合はうまくいった。
  3. 2.のアドレス帳と上のデータとの照合だが、1.のソフトには、iSync経由で統合化できると書いてあるが、相互の項目が異なっているのですべてのデータを統合することは無理だった。そこで、Vcard形式に変換して取り込んだ。なんとかいった。
  4. 3.の携帯のアドレス帳もUSBケーブルで携帯番号ソフトに取り込んだ。それをVCard形式に変換。

これらをすべてまとめれば、統一した住所録ができるはずだった。

しかし、現実には、携帯から取り込むこともあるし、それをいちいちUSBケーブルで取り込むのも忘れがちになる。メールで送られてきたアドレスを2.に登録した時に、それを必ずVCardに変換して、1.に取り込む必要がある。しかし忘れがち。

つまり、せっかく統一したのに、データの入力箇所がバラバラなので、早くも誤差が生じている。

まだまだ住所録の統一は遠い道である。

例年の年末は悲惨だった。

原稿の締め切りを抱えて四苦八苦している中で、年末の大掃除や年賀状書きなどをしないといけないからだ。

しかし、今年は幸運にも締め切りがなかったために、これまで最大の懸案であった住所録の整理をした。私の住所録は、1.住所ソフト中のデータ(複数のファイルが混在している)、2.OSX付属のアドレス帳、3.携帯のアドレス帳、そして4.年賀状のデータなど。

  1. まず、1.の複数ファイルを一元化した。
  2. 次に、それと4.年賀状データとの統合はうまくいった。
  3. 2.のアドレス帳と上のデータとの照合だが、1.のソフトには、iSync経由で統合化できると書いてあるが、相互の項目が異なっているのですべてのデータを統合することは無理だった。そこで、Vcard形式に変換して取り込んだ。なんとかいった。
  4. 3.の携帯のアドレス帳もUSBケーブルで携帯番号ソフトに取り込んだ。それをVCard形式に変換。

これらをすべてまとめれば、統一した住所録ができるはずだった。

しかし、現実には、携帯から取り込むこともあるし、それをいちいちUSBケーブルで取り込むのも忘れがちになる。メールで送られてきたアドレスを2.に登録した時に、それを必ずVCardに変換して、1.に取り込む必要がある。しかし忘れがち。

つまり、せっかく統一したのに、データの入力箇所がバラバラなので、早くも誤差が生じている。

まだまだ住所録の統一は遠い道である。

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雑誌「PEN」の表紙見た?

黒いピストルのイラスト。

でも、その銃口が上に曲がっていて、花が挿してある。

「ピストル」という武器になぜ「花」が挿してあるのだろうか?

先週発行された雑誌「PEN」のこの表紙は目立ちます。この表紙のおかげで雑誌が馬鹿売れしているとのこと。

このイラストは、「retired weapons」http://retired.jp/というプロジェクトです。

制作者は、電通クリエーターの徳田祐司さんhttp://www.tokudayuji.com/

全体企画が、広告制作会社「Dream Design」http://dream-d.net/の石川淳哉さんです。

彼らは、昨年精華大で講義「広告表現技法1」をし、来年度も継続します。

このプロジェクトの趣旨を、徳田さん自らがわれわれに語ってくれました。

みなさん、ほんとにありがとう!

せっかくなのでここでボクの‘こころ’を知ってもらいたいと思ってメールしました。

このプロジェクトには、2つのルールがあります。

そのうちのひとつ、「人を傷つけない」というルール。

広告は、人の事より自分のことを声を大にして言いたい!っていう仕事です。

だからボクなんかは、たまに疲れちゃうんです。申し訳ないなと思うんです。

本当に気持ちを伝えたいなら‘謙虚’な気持ちを忘れちゃいけないなと思います。

あんたのこと覚えたけど好きじゃない、じゃ意味ないんです。

だからぼくの仕事はできるだけその‘謙虚’な気持ちを忘れたくない。

retired weaponsもそうです。

内容もとてもセンシィティブなものです。

たぶん真っ向から理解しろよという姿勢でいくと必ず対立する事になるでしょう。

これは、意味がない。

決して強引に出しゃばったり、この考え方を押し付けたりしないでくださいね。

あくまでもretired weaponsでやるべきことは、

みなさんに何かを気づくきっかけをつくることですから。

で、もしみなさんの平和を願う思いと‘謙虚’なアクションで

繰り返し繰り返し広がっていったら

retired weaponsは、すこしづつ、でもいつかでっかくなっていくでしょ。

昔、テニス界の悪童マッケンローが

神聖なウインブルドンで優勝しちゃった時のインタビューで

「毎日、コートのねらったところにボールがとぶように練習しつづけて、

気づいたらここにいた。」

なんて言ってた。

みなさん、これからよろしくお願いします。

徳田祐司

さて、このプロジェクトは、徳田、石川さんらの個人プロジェクトなので

企業からの後援はないそうですが、今後は世界各国でも開催されるとのこと。

実は、これを京都でも仕掛けようかと思っています。

ポスターやステッカーが届き次第、行動です。

京都に気負わない平和の心を。

そして、自分を振り返ってみよう。

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卒論の季節

年を越すと大学は卒論の締めきりの季節。

私は幸い今年は卒業生がいないので、助かっている。

学生が卒論に向けた報告や資料作りをしているのを見ていると、かっちりした長目の文章を書くのは大変だなあと思う。

書き慣れている人だと、たとえばこうする。

  1. 仮のテーマを考える。
  2. 全体の章立てを考える。
  3. 仮の結論を考える。
  4. こういう筋を考えながら、参考文献を検索しながら筋を明確にしていく。
  5. こうした作業を重ねながら完成形に持って行くのである。

書き慣れない学生の場合だとこうだ。

  1. 仮のテーマを設定したとしても、あまりにも漠然としすぎている。
  2. 章立てにしたがった記述ではなく、断片の集まりとなる。
  3. 結論はまず考えていない。
  4. 何度かのゼミで報告して、教師や他の学生からの有益なコメントをもらってもそのままにしているので、次回の報告では前回の質疑が生かされていない。そのため、毎回同じ苦労をすることになる。

学生の名誉のために言っておくが、私も学生時代は同じだった。

筋道を付けたり、テーマの絞り込みや積み上げなどは苦手だった。

それはなぜか?

要は、苦労していい文章を書いても、その成果が多くの人の目に触れたり、また成果が自分にふりかかることが

なければだれも努力しないよね。

でもねえ、こういう考えはきっと私自身の発展を止めていたと思う。

今はその頃の怠慢を取り返すので精一杯。

もう少し先が見えていれば、こんなに苦労する事はなかったのに。

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