オノヨーコさんがやってきた

ついにやって来ました。

当日朝、京都では朝靄がかかった少し暗い天気でしたが、パフォーマンスが始まる前にはさわやかな天気になった。

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午前9時半過ぎ、ヨーコさんが池周辺にやってきた。歓迎の意味を込めて、学生が花を空中に放り上げ、まさにFower Roadを作っていった。池の周辺をゆっくりと回って、ヨーコさんが

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「経済危機の暗い時期こそ、アーティストが創造的な活動で明るくすることが重要だ」

と述べた。

その後、午前10時過ぎから、講演会がおこなわれた。ここまでのイベントは撮影禁止だったので、ここにアップした写真は、それ以外のものである。講演会後におこなわれた記者会見では、撮影は許可されたので、それは後にアップする。

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個人の愛から出発して、世界に大きな影響を与えることこそ、今、必要だということを力説した。

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推薦入試ってどうなってるの? 12/5「高大連携教育フォーラム」開催

告知が遅れましたが、今週金曜日、キャンパスプラザで「高大連携教育フォーラム」が開催されます。このフォーラムも既に6回目を迎え、今回のテーマは、「平成21年4月より先行実施される新学習指導要領について高大両者で理解を深め、新しい教育課程に対応した接続教育」について議論することです。

私は、三年前から主催側で関わっていますが、今回は、推薦入試と表現技法の分科会のお世話をしています。推薦入試という制度は、送り出し側の高校にとっても、受け入れ側の大学にとっても、功罪あわせもっています。双方が互いに相手を非難することはよくありますが、むしろ今回は相互の接点を探りたいと思っています。そこで、高校進路部長と国立大学事前教育担当者とが現状を報告しながら、フロアを交えて相互理解を深めたいと思います。

表現技法については、私は、分科会の人選をおこなってきました。テーマが、「他教科でも活用可能な日本語表現法の授業内容」ということで、京都の公立高校の実践を元に、大学教員がどのような関わりができるのかを話し合います。この分科会は、私にとっては非常に意義深いものがあり、今回の関係者には大きな期待を寄せています。

フォーラムのメインテーマは、高大連携ですので、高校関係者も多数参加されます。大学側にとっても、高校関係者と対等の立場で話し合う絶好の機会です。

以下が、プログラムですが、詳しくは、ここをご覧下さい。

■第1部【基調報告・シンポジウム】

【基調報告・シンポジウム】

 テーマ:「高校新教育課程と接続教育の課題」

【事例報告】

 テーマ:「京都の大学『学び』フォーラムの教育効果を検証する」

■第2部

分科会A【キャリア】

 テーマ :「高大接続の視点から進化するキャリア教育を考える」

分科会B【入  試】

 テーマ :「特別推薦入試の課題とその克服」

■第3部

第1分科会【表現技法】

 テーマ :「他教科でも活用可能な日本語表現法の授業内容」

第2分科会【数  学】

 テーマ :「高大連携と高大接続」〜2つの根底に共通したものを探る〜

第3分科会【英  語】

 テーマ :「指導方法及び教材開発における高大連携」

第4分科会【理  科】

 テーマ :「理科教育における連携『連携で生まれたもの』」

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12/10オノ・ヨーコが精華大にやってくる

大学からの正式のアナウンスがいつ出るかを待っていたのだが、ようやく発表された。京都精華大学創立40周年メインイベントとして、オノ・ヨーコさんのワークショップ、講演会が開催される。

彼女は、1960年代からニューヨークの前衛芸術の分野で活躍していたが、やがてジョンレノンと結婚してから、愛と平和のメッセージを二人で世界に伝える活動をしていた。レノン暗殺後も、ヨーコさんは様々な活動に携わっている。

なぜオノ・ヨーコを精華大に来てもらうのかは、若者にはなかなかわかりにくいかもしれないが、彼女の生きてきた時代や文化がまさに精華大と密接に関わっているからに他ならない。学長を初めとして、学内外関係者の努力の賜物として、今回の企画がある。

ただ、先方がたいへんセキュリティーに気を遣っているので、参加希望者にもご不便をおかけすることもあるが、何とぞご容赦を願いたい。

以下が正式のアナウンスである。詳しくはサイトまで。

京都精華大学は「自由自治」を建学の理念として1968年に創立され、現在、芸術学部・デザイン学部・マンガ学部・人文学部を擁する「表現の総合大学」として、今年40周年を迎えました。この創立40周年を記念する事業として、オノ・ヨーコさんをお迎えし、レクチャーとパフォーマンスを行っていただくこととなりました。オノ・ヨーコさんは、つねに時代を切りひらく表現を展開されてきたアーティストであるとともに、一貫して、社会に平和をめぐるメッセージを発してこられました。このイベントは、世界的に活躍するアーティストであるオノ・ヨーコさんのレクチャーと表現を学ぶ学生たちとの対話、そして学生も参加してつくりあげられるパフォーマンスによって、表現の未来を見つめます。

YOKO ONO LECTURE & PERFORMANCE “Passages for Light 〜光の道〜”

パフォーマンス 「Flower Road」

日程 2008年12月10日(水)

時間 9:30スタート

会場 京都精華大学 天ヶ池周辺(アクセスはこちら)

参加 本学学生以外の一般の方にもご覧いただけます。申込制です。

Flower Road申込方法

卒業生の方

onoyoko@kyoto-seika.ac.jpまで、件名を「Flower Road申込」とし、1.在学時の学籍番号、2.氏名、3.住所、4.電話番号、5.メールアドレスを明記の上、お申込ください。

在学生のご家族の方

onoyoko@kyoto-seika.ac.jpまで、件名を「Flower Road申込」とし、1.在学生の学籍番号、2.氏名、3.住所、4.電話番号、5.メールアドレスを明記の上、お申込ください。

一般の方

onoyoko@kyoto-seika.ac.jpまで、件名を「Flower Road申込」とし、1.氏名、2.住所、3.電話番号、4.メールアドレスを明記の上、お申込ください。

*電話、はがき等での受付はおこなっていません。

*ご参加いただける方には後日、本学からご連絡を差し上げます。

*在学生の参加については、学内の掲示(明窓館、悠々館ほか)をご覧ください。

*卒業生の方、在学生のご家族の方は「学籍番号」を記入の上、お申込ください。未記入の場合は一般受付となりますのでご注意ください。

レクチャー「Passages for Light〜光の道〜」

日程 2008年12月10日(水)

時間 10:30〜12:00

会場 京都精華大学 黎明館 2F L-201(アクセスはこちら)

参加 事前に認められた本学学生のみしか参加できません。

レクチャー中継会場

レクチャー「Passages for Light〜光の道〜」がライブ中継されます。

日程 2008年12月10日(水)

時間 10:30〜12:00

会場 京都精華大学 黎明館 1F L-101(アクセスはこちら)

定員 300名

参加 本学学生以外の一般の方にもご覧いただけます。申込制です(先着順)。

レクチャー中継会場申込方法

卒業生の方

onoyoko@kyoto-seika.ac.jpまで、件名を「レクチャー中継会場申込」とし、1.在学時の学籍番号、2.氏名、3.住所、4.電話番号、5.メールアドレスを明記の上、お申込ください。

在学生のご家族の方

onoyoko@kyoto-seika.ac.jpまで、件名を「レクチャー中継会場申込」とし、1.在学生の学籍番号、2.氏名、3.住所、4.電話番号、5.メールアドレスを明記の上、お申込ください。

一般の方

onoyoko@kyoto-seika.ac.jpまで、件名を「レクチャー中継会場申込」とし、1.氏名、2.住所、3.電話番号、4.メールアドレスを明記の上、お申込ください。

*電話、はがき等での受付はおこなっていません。

*ご参加いただける方には後日、本学からご連絡を差し上げます。

*在学生の参加については、学内の掲示(明窓館、悠々館ほか)をご覧ください。

*卒業生の方、在学生のご家族の方は「学籍番号」を記入の上、お申込ください。未記入の場合は一般受付となりますのでご注意ください。

※上記すべてのイベントについて、映像・写真撮影をご遠慮ください。

記者会見

イベント終了後、オノ・ヨーコさんの記者会見をおこないます。

日程 2008年12月10日(水)

時間 12:30〜12:50

会場 京都精華大学 黎明館 2F L-201(アクセスはこちら)

撮影 記者会見会場内のみ、映像、写真とも撮影いただけます。ただし、事前に撮影に

ついての確約書を頂戴いたします。

記者会見申込方法

onoyoko@kyoto-seika.ac.jpまで、件名を「記者会見申込」とし、1.氏名、2.社名・所属、3.所在地、4.電話番号、5.メールアドレス、6.掲載誌・紙または放送番組名、7.発行または放送予定日を明記の上、お申込ください。なお、報道関係者の方もレクチャーのメイン会場にはご参加いただけません。記者会見とともに、Flower Road、レクチャー中継会場に参加を希望される際は、その旨もお書き添えください。

*記者会見には一般の方および学生は参加できません。

プロフィール

オノヨーコ Yoko ONO

1933年東京生まれ。ニューヨーク在住。60年からニューヨークを拠点に活動を開始し、前衛芸術グループ「フルクサス」に参加。66年ロンドンに移り、69年ジョン・レノンと結婚。美術や音楽など様々なジャンルを横断しながら、コミュニケーションを重視する表現手法で、「自由」と「平和」のメッセージを世界に発しつづけている。日本では、毎年、途上国の子ども達の学校建設のためのチャリティ「ドリーム・パワー ジョン・レノンスーパー・ライヴ」を開催している。

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11/29京都で、「はてな」近藤社長のワークショップが開催される

知り合いから耳寄りな情報が届いた。

今春、「はてな」本社が京都に戻ってきたが、今月にはいよいよその成果が公表されるようだ。私も使っている「はてなブックマーク」が大幅バージョンアップされることを記念して、京都で「はてなブックマークPR大作戦」と題して、ワークショップが開催される。

近藤社長とは、たしか6月にお会いした。その時には、大学院生そのままの雰囲気を残したままであるが、参加者の一人一人と丁寧に話をされておられた。おかげで、彼はまったく飲食できなかったのだが、それをものともせず、対応されるところが大人らしい。

11月29日(土曜日)午後4時半から、キャンパスプラザ京都で、

「はてなブックマークPR大作戦」が開催される。

すでにブログでは、これに関する記事が飛び交っているが、「はてな」らしい形式でワークショップを進めるようだ。私は、残念ながら出張で不在なのだが、体験記をブログにアップしてもらうとうれしい。

以下が詳細です。

第11回OBIIミーティングin京都「はてなブックマークPR大作戦」

11月29日(土曜日)午後4時半から、キャンパスプラザ京都(JR京都駅前)

http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=585&frmCd=14-3-0-0-0

会場費などとして500円が必要です。

ビジネスパーソンだけでなく、研究者、学生も参加できます。

近藤社長から「はてな」「はてなブックマーク」の説明を受けた後、参加者でチームに分かれてグループワークを行い、アイデアを出し合います。優れたアイデアを出したチームにははてなからプレゼントが贈られる予定です。

詳しい内容・スケジュールはOBIIのブログをご覧ください

http://obii.jp/2008/11/post-58aa.html

■申し込みについて

下記フォーマットからお申し込みください

http://www.future-planning.net/x/modules/eguide/event.php?eid=80

■OBIIとは

NTTグループやコンサルティング会社に勤めるサラリーマンがイノベーションと

組織の枠を超えた人々の交流の場の創設を目的に2006年末に立ち上げたグループです。参加者と共に

行う創発ワークショップは、東京大、京都大、奈良先端大でも行われました。また2年で6つのウェブ

サービスを生み出すことに関わっています。

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11/29イラクと北朝鮮はいま

介護については、まだかなりごたごたしているが、こうしたお知らせをする時は、正直救われた気持ちだ。

アジアプレス大阪事務所のスタッフには、精華大学の授業その他で多大な貢献をしてもらっている。今回は、大阪事務所の三名(石丸次郎、玉本英子、坂本卓さん)がマスメディアでは報道されない事実や経験を話してくれる。北朝鮮とイラクを題材にして、現場からの映像や現地の人々の話を聞けるはずだ。生粋のジャーナリストと出会うチャンスだ。是非参加下さい。

イラクと北朝鮮はいま <アジアプレス現場報告>  【大阪】

知りたいこと、伝えたいこと―

一般報道では伝えられない、世界の現実を知る機会として、イラク、北朝鮮などを取材するアジアプレスからの報告を中心に、ただ伝え聞くというだけでなく、報道する側と聞く側それぞれの思いを伝え合い、知りえる機会となることを願っています。

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■日時

2008/11/29(土)

   午後1時30分〜6時50分(予定) 

【4部構成】

■開場 午後1時15分

■開場 

大阪・ドーンセンター(天満橋) 5階 特別会議室

■参加協力費 1000円

■定員 90名 

■主催 アジアプレス・インターナショナル

     DAYS JAPAN関西サポーターズクラブ

■協力 社団法人アムネスティ・インターナショナル日本

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【4部構成】

【第1部】 主催者メッセージ 午後1時30分〜1時50分

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【第2部】 イラクの現状と現地メディアはいま (玉本英子・坂本卓)

     午後1時50分〜3時10分

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【第3部】 北朝鮮はどうなっているのか〜

リムジンガン内部記者からの報告(石丸次郎)

       北朝鮮国内記者に聞く(予定) 午後3時30分〜4時50分

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【第4部】 ジャーナリストと話そう

       知りたいこと、伝えたいこと、自由トーク

      午後5時10分〜6時50分(予定)

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【ミニ写真展】 北朝鮮のいま

「北朝鮮人自身が撮った”祖国”の真実の姿」

北朝鮮内部からの通信 リムジンガンの記者たちが撮影した最新写真の一部を展示。

【お問合せ】

アジアプレス大阪事務所 TEL (06)6373-2444 (電話受付 午前10時〜午後7時)

メール osaka@asiapress.org

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介護生活本格始動

ここ数年、両親が衰えてきたのでいろいろ試したが、功を奏せず、通院付き添い程度で終わっていた。でも、いつか、突然、そうした猶予期間も終わると思っていたら、ついにやってきた。

母が元気なうちは取り繕っていればよかったが、母が長期入院になると事態が一気に加速する。母は、自分の怪我が危険であっても、まずは伴侶の生活を優先するようにしていた。それが悪かった。夜に、私に電話があった時には、これは大変なことになったと思い、無理矢理緊急入院させたら、病院側も「よくここまで痛みを我慢していた。」「一刻も早く来るべきだったのに、翌日来たら、もっと大変なことになっていた」とのこと。

ただ、こうした事態をもはや理解できない父は、なんとか現状を守ろうとするだけ。でも、それはさらに事態を悪化させる。親族でなんとか説得して、入院となった。

こうして両親が別々の病院に長期入院した。

入院生活になじんでもらうことしか、もはや手はない。そのためには、親族だからこそできることもしなければならない。人間の基本的な生活をなんとか維持してもらうために、すべての精力を注ぎ込まないといけない。正直言うと、これがきつい。

今朝は、私の気持ちが暗くなって、まずい予感がした。幸い親族が助けてくれたので、実家の掃除を一気にやって体力を使ったところで、少し落ち着いた。やはり体を動かさないと、苦境は乗り切れない。

将来のことを考えると実に不安だけれども、まだ手を打つ小さな可能性が残されているのが幸いしている。長期戦を覚悟している。

こうして介護生活が幕を開けた。

でも、だからこそ、やることはきっちりするぞ。

その方がきっといい!

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二つの盛り上がり

う〜ん、今日は私にとって、二つの重要な授業だった。

でも、どちらにも参加できなかった。

これは大変に申し訳ないことだ。

私自身がなんとかできるならばこういうことはないのだが、そうはいかないところが苦しい。

熟慮に熟慮を重ねて、初対面ー怒号ーなだめー怒号ーなだめーあきらめー。。。。。ー無策。

現状をできるだけ長く維持することが最善の選択肢という、日頃の私ならば出さない結論から出発しないといけないことが苦しい。

私にとっては、これまで体験しなかった五感と思考を受け入れながら、

「この程度のことでは参らないぞ」

という決意を

ここに書くのが精一杯。

けれども、私とは、まったく無関係に、

関係者の努力が見事に花開いていることを聞くに及び、

自らの無力をわびつつ、

でも、でも、でも、

やっぱり皆はよくやったよ。

非力をわびつつ、皆さんに対する敬意を込めて。

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11月8日「匠萌!」イベント開催

京都の複数の大学からやって来たインターン生が

斬新なイベントを開催する。

「匠萌って何?」

匠が萌えるって何だろう、と思う方は、

ここを見てほしい。

学生が将来働く時に、

やりがいがある人生を歩みたいと思った。

そこで、働いている人に聞いてみようと思った。

でも、彼らは少し変わっている。企業のサラリーマンではなく、

匠と呼ぶ、伝統工芸職人に目を向けた。

「どうして伝統工芸職人なの?」

「別に伝統工芸には興味がないんだけど」

と思う人も多いと思う。

もちろん、それでいいんです。

会場がまたしゃれている。

私のブログから見つけた二年坂の「六館堂」でやるそうな。

オーナーの柳さんも学生が取り組むイベントに興味を持ってくれて

支援してくれている。

さて、そろそろ広報活動が始まったので、参加希望者も次々集まってきた。

ただ、会場はミニシアターのあるスペースだけど、

そんなにたくさんの参加者を受けつけられない。

匠の話と、参加者との交流、そして、100%オーガニック・レストランの飲食物

という組み合わせをゆっくりと楽しんでもらいたいからだ。

しかも、学生限定とのこと。

この間、何度もリハーサルを繰り返し、また匠や柳さんとも打ち合わせしているのを

見ていると、どんなサプライズが出るのか楽しくなる。

希望者は、以下から急いで申し込もう。

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「『学びの転換』と言語・思考・表現」ー東北大学でのシンポジウム

学園祭のまっただ中で、学園祭会場近くの百周年記念会館でおこなわれました。この講演会は、東北大学が特色GPを獲得した経費によって企画され、三年目の今年が最終年度と言うことで、国際会議を開催したとのこと。詳しいプログラムは、下記に転載しますが、韓国やスタンフォード大学からも発表者が来た。これまで資料を読み込んでいた知識を前提にして海外の方と接すると、それが見事に違っていることがわかるのが楽しい。その話の中で、もっとも受けたのが、「FDってなに?」だった。

それはともかく、四名の報告者の中で、私が最初に、「大学における学びの変容とことばの教育」というテーマで、1990年代初めからの自身の取り組みと、大学改革の流れとを重ね合わせながら発表した。私自身の視点の変化も含めて、ことばの教育の核心は、人間のコミュニケーションをどう取り戻すかである、という発表をした。

参加者は、東北大学以外に、岩手大学、慶應義塾大学、桜美林大学、同志社大学、国語教育政策研究所などからも来られて50名程度であったが、5時間以上の間、みっちり議論をした。

主催者の挨拶は、ここから

私の発表スライドは、ここから

私の講演風景は、ここから見られる。

以下が当日のプログラムです。

テーマ:「『学びの転換』と言語・思考・表現」

日時:平成20年10月31日(金)13:00から17:30

場所:東北大学百周年記念会館・川内萩ホール(東北大学川内キャンパス)

13:00-13:10 開会挨拶

木島 明博(東北大学高等教育開発推進センター長)

13:10-13:45 基調講演1「大学における学びの変容とことばの教育」

筒井 洋一(京都精華大学人文学部教授)

13:45-14:20 基調講演2「韓国の教育政策(1945年以後)と大学における国語教育」

        安 平鎬(アン・ピョンホ)(誠信女子大学校文学部准教授)

14:20-14:35 休憩

14:35-15:10 基調講演3「学びの原点に立つ:Freshman seminar が提供するもの」

        松本 善子(スタンフォード大学アジア言語学部准教授)

15:10-15:45 基調講演4「強制教育から自立的学習へ」

        Charles Cabell(東洋大学文学部准教授)

15:45-16:00 休憩

16:00-17:30 パネルディスカッション

        パネラー:

          筒井 洋一(京都精華大学人文学部教授)

          安 平鎬(アン・ピョンホ)(誠信女子大学校文学部准教授)

      松本 善子(スタンフォード大学アジア言語学部准教授)

          Charles Cabell(東洋大学文学部准教授)

        コメンテーター: 浅川 照夫(東北大学高等教育開発推進センター教授)

        司会: 岡田 毅(東北大学大学院国際文化研究科教授)

17:30 閉会

        司会: 羽田 貴史(東北大学高等教育開発推進センター教授)

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仙台でハロウィーン・パーティー

仕事で東北大学に行きました。東北大学特色GP『「学びの転換」と言語・思考・表現』での発表とシンポジウムのパネラーでした。2000年までいた頃には、国立大学はあまり大きな変化をしないというイメージでしたが、法人化以後には急速に変わってますね。東北大学に限らず、全国から参加者があり、5時間みっちり議論してきました。発表の時には、さわりしかお見せできなかった授業風景ですが、以下から見られます。通行人をテーマにするのは、プレイバックシアターの橋本久仁彦さんから教わりました。

アクティブリスニング1

アクティブリスニング2

アクティブリスニング3

アクティブリスニング4

別の場所で実践したファシリテーションも紹介したいのですが、所要1時間なので分割するまでお待ち下さい。

懇親会で参加者とみっちりと話しました。プロデューサが育っていますよ。これは本当に重要です。ホテルに戻った。散歩を兼ねて歩いていたら、アイリッシュパブがあった。看板を見たら、今日はハロウィーンの日とのこと。パーティーが行われていたのでちょっと寄った。デジカメを持ってなかったので、携帯写真で撮ったのですが、ハロウィーン・パーティー衣装かどうか分からないがマスターの変装風景です。普段はあまり外国人がいないようですが、この日はすし詰め。でも、周りがやかましいので、何を言っているのかわかりにくいのが難点。ふだんあまり混雑した場所にはいかないのですが、旅先でハロウィーン・パーティーだと楽しい。

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