10月16日 本田直之さん講演会が精華大で開催される

本田直之さん 講演会

f:id:ytsutsui:20101004230434j:image:right

な、なんとあの本田直之さんが、

京都精華大学にやってくる!

「学生時代にやるべきこと」

「壁の乗りこえ方」

を語る。

本田さんは、「レバレッジリーディング」や

「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」

といった、書く本、書く本がすべてベストセラーになる、

奇跡的な人。考え方を聞けるだけでも、

めちゃくちゃ勉強になるのに対して、今回は

挫折経験や壁の乗りこえ方といった内容まで

披露してくれる。

講師:

本田 直之さん

レバレッジコンサルティング株式会社

代表取締役 

http://www.leverageconsulting.jp

http://twitter.com/naohawaii

司会:

佐々木圭一さん(「広告表現技法」講師・博報堂コピーライター)

開催要項

場所 清風館102教室

日時 10月16日 16:00〜

対象 京都に住む全学生

連絡先:

京都精華大学人文学部教務課

(075)702 5339

kyoumu@kyoto-seika.ac.jp

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10/18京都メディアフォーラム10月例会

◆テーマ『希望の“大”書店論 〜超大型書店の未来〜』

「出版不況」が叫ばれ、小規模書店の閉店が相次ぐ中、

大型書店チェーンは大規模な出店・増床を続けています。

京都においても、ジュンク堂書店BAL店(1250坪)や

大垣書店京都駅前店(750坪)ができたことは記憶に新しいところです。

また、この年末には、ジュンク堂書店が大阪・茶屋町に

2060坪の超大型店を出店するというニュースも入ってきています。

しかしながら、ネット書店や新古書店の急成長、

Webコンテンツの充実、世代を超えた「読書離れ」など、

書店業界にとっては「逆風」と言える動きも加速しています。

そういった厳しい状況下で、1000坪超クラスの「超大型書店」は

自らの役割をどのように捉え、どういった未来像を描いているのでしょうか。

京都メディアフォーラム10月例会では、書店業界きっての論客でもあり、

ジュンク堂書店の成長とともに歩んでこられた福嶋聡さんをお招きして、

大型書店をめぐる現在までの状況を俯瞰し、これからの可能性について伺います。

私たちと書店との「これからの関係」について、一緒に考えてみませんか。

◎参考サイト

本屋とコンピュータ 福嶋聡連載コラム(人文書院ウェブサイト)

書店の役割・紙の本がもつ「いのち」(ジュンク堂書店公式サイト)

■ゲスト

福嶋聡さん(ジュンク堂書店 難波店店長)

プロフィール

1959年、兵庫県生まれ。

京都大学文学部哲学科卒業後、1982年ジュンク堂書店入社。

神戸サンパル店、京都店、仙台店(店長)、池袋本店(副店長)、

大阪本店(店長)を経て、2009年7月より難波店店長。

著書に『劇場としての書店』(新評論)、『希望の書店論』(人文書院)など。

■コーディネーター

石井太郎(世界思想社教学社 編集部)

■日時:2010年10月18日(月) 19:00〜21:00

(18:30〜受付開始)※18:50までに会場にお集り下さい。

■場所:京都三条ラジオカフェ

(〒604-8082 京都市中京区三条通御幸町角1928ビル1F)

■参加費:例会 一般1,000円 学生800円(1ドリンク付)

例会後、懇親会を企画しております。

会費は参加費とは別途必要となります。奮ってご参加下さい。

参加費:一般2,500円 学生1,500円(飲食代)

※定員30名(先着順)

定員に達し次第締切らせて頂きますのでご了承下さい。

参加お申し込みは、以下の申し込みフォームに明記の上、

「京都メディアフォーラム」事務局までメールにてお願い致します。

メール確認後参加受付のメールを事務局より配信させて頂きます

mediaforum.kyoto@gmail.com:title=「京都メディアフォーラム」事務局宛メール]

————————————–

■申し込みフォーム

※メールの件名を「参加申し込み(お名前○○○○)」として下さい。

○お名前(ふりがな):

○ご所属:

○懇親会へのご参加:参加/不参加

○メールアドレス:

○メディアフォーラムを何を通してお知りになりましたか?:

(例:xxさんの紹介、○○のメールマガジンなど)

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京都メディアフォーラム例会9月例会

テーマ「160円の、その先に―『ビッグイシュー』編集者と販売者さんを招いて―」

街角で雑誌を高く掲げて売る人を見たことはないでしょうか。

雑誌の名前は『ビッグイシュー』。

月2回発行、定価は300円。

そのうち160円が街角で雑誌を売る

ホームレスの人たちの収入となります。

まだ「社会起業家」という単語が一般的ではなかった6年前。

『ビッグイシュー』は「ホームレスの仕事をつくり自立を応援する」

をコンセプトに創刊されました。

※詳しくは下記URLからもご覧になれます。

http://www.bigissue.jp/

「100%失敗する」と言われたビッグイシューが、

これまでどんな道をたどってここまで来たのか。

京都メディアフォーラム9月例会では、

『ビッグイシュー』編集担当・八鍬加容子さん(33歳)が、

これまでの様々な困難や雑誌への思いを赤裸々に語ります。

また、現在大阪・京橋駅にて『ビッグイシュー』を売られている

販売者・田中隆生さん(39歳)をお招きし、

販売者になった経緯や、ビッグイシューを売る上での苦労と喜び、

就労支援のためのパソコン教室や『ホームレスワールドカップ』についてお伺いします。

今、路上生活者には若年層が著しく増えていると言われています。

恋人が、友人が、ホームレスやネットカフェ難民になったら、

あなたはどうしますか?

「ビッグイシュー」の取り組みを通じて、

今必要な「支援」の形について考えられればと思います。

■ゲスト

八鍬加容子(『ビッグイシュー』編集担当)

田中隆生(『ビッグイシュー』販売者)

■ コーディネーター

大岩 央(PHP研究所『PHPスペシャル』編集部)

■日時:2010年9月6日(月)19:00〜21:00

(18:30〜受付開始)

■場所:京都三条ラジオカフェ

(〒604-8082 京都市中京区三条通御幸町角1928ビル1F)

■参加費:例会 一般1,000円 学生800円(1ドリンク付)

例会後、懇親会を企画しております。

会費は参加費とは別途必要となります。奮ってご参加下さい。

参加費:一般2,500円 学生1,500円(飲食代)

※定員30名 (先着順)

定員に達し次第締切らせて頂きますのでご了承下さい。参加お申し込みは、以下

の申し込みフォームに明記の上、「京都メディアフォーラム」事務局までメール

にてお願い致します。メール確認後参加受付のメールを事務局より配信させて頂

きます。

「京都メディアフォーラム」事務局: mediaforum.kyoto@gmail.com

■ 申し込みフォーム

※メールの件名を「参加申し込み(お名前○○○○)」として下さい。

○お名前(ふりがな):

○ご所属:

○ 懇親会へのご参加:参加/不参加

○メールアドレス:

○メディアフォーラムを何を通して知りましたか?:

(例:xxさんの紹介、 ○○のメールマガジンなど)

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2010年PCカンファレンスの基調講演ージャーナリスト佐々木俊尚氏の講演をUstreamで生中継します

2010年PCカンファレンスは、8月7日(土)から東北大学で開催されます。同日午後1時から

ITジャーナリスト、佐々木 俊尚氏を講師に迎えた基調講演が開催され、テーマは「メディア空間の変容と学びの将来」です。その模様をUstreamで生中継します。また、Twitterでの書き込みも歓迎しますので、以下のハッシュタグ(#PCC2010)を付けてください。

講演では、マスメディアの変容やソーシャルメディアの隆盛など、メディア空間の変容の中で,われわれはどのような教育現場に接し,どのように生徒・学生と接し,どのような社会と対話をすべきなのかについて話していただきます。

■講演の詳細は、以下です。

 http://gakkai.univcoop.or.jp/pcc/2010/project.html#all

 佐々木 俊尚氏プロフィール

 ・1961年 兵庫県西脇市生まれ

 ・愛知県立岡崎高校卒、早稲田大政経学部政治学科中退

 ・1988年 毎日新聞社入社

 ・2003年 退職し、フリージャーナリストとして主にIT分野を取材

 ・「光の道」をめぐって、ソフトバンク孫正義さんとUstreamで5時間の対談をおこなう

 討論者:妹尾 堅一郎(東京大学・CIEC会長)

 司会者:筒井 洋一(京都精華大学・CIEC副会長)

■UstreamとTwitter情報

・Ustramのチャンネルは

   http://www.ustream.tv/channel/pcc2010

・基調講演専用のツイッターのサイトは以下です。

   http://twitter.com/PCCSendai

・ハッシュタグは、以下です。

   #PCC2010

                   2010年 8月 2日

                   

                     2010年PCカンファレンス実行委員会

以上

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絢香や、Superflyも、彼と人生を語ったー四角大輔の新刊本ー

やらなくてもいい、できなくてもいい。

やらなくてもいい、できなくてもいい。

  • 作者: 四角大輔
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2010/04/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 1人 クリック: 162回

著者の四角さんから献本して頂きました。書評と言うよりも、彼とのこれまでの出会いを含めた内容になります。

絢香、Superflyを育てた敏腕音楽プロデューサとして今や業界を越えた活躍をしている四角さん。彼とのつながりは、本当にふとしたきっかけだった。京都精華大学の授業にゲスト講師として来て頂いた時に、別の授業の非常勤講師とたまたま一緒に食事した時から、まさにずぶずぶのつながりとなった。あれよあれよという間に、昨年度から精華大の授業も担当して頂いた。その授業は、四角さんの「ソウルフレンド(心の友)」である博報堂のコピーライター佐々木圭一さんと共同で実施している。音楽プロデューサとコピーライターという組み合わせであれば、当然ながら、メディアの動向や業界話(たぶんに自慢話)が主になるもんだ。確かに授業名が「広告表現技法」だから。

しかし、自己紹介こそ、これまでの経歴と、今、ホットな情報がさらりと触れられるが、授業の大半は、講師二人がこれまでの人生でいかにうまく生きられなかったのか、と同時に、今ここで学生と一緒になってプロジェクトに取り組める喜びを切々と語る。「これって、広告の授業なの?」と思うかもしれない。けれども、音楽や広告で生きている人間は、実は、こういう人間なんだよ!ということをいいたいのだ。変わった授業だ。本当に。

そういう授業に学生(他大学の学生も大量に押し寄せてくる)はどう反応するかというと、まさに彼らの人間性に敏感に反応し、授業内で設定された課題「新聞に掲載されるようなプロジェクトを作ろう!」という企画に全力で取り組み始めるのだ。昨年度末に、それぞれのプロジェクトの報告があったが、どれも実に多彩な試みで、学生のレベルを楽々越えた結果を残したのだ。その一つが昨秋に、東京国際映画祭の開幕イベントに置かれたミネラルウォーター飲料「い・ろ・は・す」のペットボトルで作った強大な象やゴリラだった。この企画は、コカコーラ社内の企画でも図抜けていただけでなく、アジアのマーケッティングアワードで最優秀賞を受賞したのだった。

授業の紹介が長くなったが、書評する前には、どうしても触れておきたいことだった。

この本には、授業の中で四角さんが語っていた話が満載である。その意味では、この本は、まず、受講生に向けて書かれた本である。彼が本の中で名曲について次のように語っている。「何年間も、何百人、何千人に歌い継がれる名曲のほとんどは、実はもともと、誰か個人に向けられた曲なのです。」そう。この本は、150名くらいの受講生が一人の受講生となって、語られた本だと思う。けれども、こうした限られた読者に向けた語りは、まさにキャズムを越えて、広い読者へも共感が広がっているのである。大規模書店の新刊コーナーには、平積みで並んでおり、手にとって見ている客も多い。職業柄、あちこちの書店には出入りしているので、これは体験的に知っている。

本のタイトル「やらなくていい、できなくてもいい」という言葉は、誰でもなく、まずは自分に向けた言葉である。子供の頃にはいじめや対人恐怖症で苦しみ、就職後も会社の方針とあわずに、苦しみながら生きていた。うまく人と一緒に生きられないタイプは、人生自体をあきらめてしまうものだ。

でも、彼は違った。自分が大学(高校?)時代から抱いていたニュージーランド移住を実現する人生の目標は、けっしてあきらめなかった。いや、近づけば近づくほどその実現に燃えていくのだった。その計画が予定より遅れたのは、移住条件が整わなかったという苦しい理由もあったが、実は、仕事で出会ったミュージシャン達がとてつもなく素晴らしかったという楽しい誤算もあったのではないか。平井堅、絢香、Superflyなどを語る彼の口調からそれが伝わってくる。いつ彼らと一区切りつければいいのか。それに悩んだ中で、昨年末、絢香が、病気休養、結婚を前にして、紅白歌合戦出演したのを最後に退職したのだった。それが一番良かったのだろう。絢香も結婚生活に入り、四角さんもしつこいまでに夢を抱き続けたニュージーランド移住というそれぞれの目標を実現したのだから。

実は、この本は、完結していない。四角さんの目標は、移住を達成することだけが目標ではなかった。今では、これまで彼の背後に横たわっていたアウトドアの生活が前面に出て来た。そして、日本とニュージーランドを往復する生活のなかで、自然と人間とがどのように対話をおこなうのかを実践しはじめている。

その意味では、人生の続編はまだまだ続く。この本は、四角さんの人生を読みながら、実は自分へと寄り添う文章がちりばめてある。まず、できることからやる。自分を認めてやるところから、すべての人生は始まる、というメッセージを、既に齢が50歳を過ぎた私であっても、いや、だからこそそこから始めたいと思う。

まだまだドラマは続く。

勇者は、成功を語らず。ただ、努力するのみ。

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今年も増刷決定! 『自己表現力の教室』18刷 自己表現力の教室 作者: 荒木晶子,筒井洋一,向後千春 出版社/メーカー: 情報センター出版局 発売日: 2000/04/05 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 27回 この商品を含むブログ (22件) を見る

もう五月なので、今年はだめかな? とあきらめていたら、本日、増刷の決定連絡が来た。

これで2,200部18刷。

共著者の向後さんがツイッターに書いているので思い出した。

合計 52,200部となった。

読者の皆さん、誠にありがとうございます。

10年間毎年増刷を繰り返している大変ありがたい本です。

もっとも、早く改訂版を出したいのですが、担当編集者が辞めたので出せないでいます。

ご要望をいただければ、いつでも相談になりますので。

なにとぞよろしく。

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西村佳哲さんが精華大で授業をする

3月白川郷トヨタ自然学校でおこなわれたhttp://www.livingworld.net/トップページ/100308_forumn/#more-1998:title=「ワークショップフォーラムN」]は、西村さんの他に、中野民夫さん、西田真哉さんの頭文字を取ってつけられた名称である。その詳細はサイトを見てもらうとして、そのテーマ「自分をいかして生きる?」を提案したのが西村さんであった。

彼の仕事は、「自分の仕事をつくる」(晶文社)「自分をいかして生きる」(バジリコ)という著書の他、本業のデザインやワークショップの企画もおこなっている。

精華大の授業では、デザインする前の段階での思考プロセスを、デザインを専門にしない人文学部生がどのように歩むのかが焦点となる。今回は、学外の方の参加も可能にしたことで、学部生は大いに刺激を受けるだろうと思う。

詳しくは以下を参照のこと。

京都精華大での「プレデザイン」授業について

「プレデザイン」は、造形教育の手前の領域をめぐる、デザイン教育の試みです。

近年、多摩美・上野毛校の一年生を対象に(毎年1月)、他大学生・一般社会人を対象に(毎年8月)開催しているワークショップ形式のこの授業を、5月中旬から6月冒頭の毎週末、京都精華大で計4回(5日間)実施することになりました。

 

第一週:5/15(土),16(日)

オリエンテーション、早い段階で小さな失敗を重ねる能力について、観察力が高いとはどういうことだろう?

第二週:5/22(土)

自分の仕事をつくる、やり方が違うから結果も違う、なぜ違うやり方をつくり出せる人がいるのだろう?

第三週:5/29(土)

ゲスト・セッション(未定)

第四週:6/5(土)

なんのためのデザイン? 自分をいかして生きる?

開講時間:2限(10:40~12:10)、3限(13:00~14:30)4限(14:40~16:10)の三コマ連続

精華大のシラバスページ

 

他学部生や他大学生、および一般社会人や中学・高校生の参加も可能です。

◎ご了解をとっておきたい事項

・全回出席できる人のみ、お申込みください。ワークショップ形式で、小グループをつくりながら進める形など予想されるので、遅刻や早退もご容赦願います。週と週の間に、宿題を出す可能性もあります。

・聴覚や視覚などに障害をお持ちの方で、授業の進め方になにがしかの配慮を望む場合は、必ず事前に必要な情報をお伝えください。

・デザインを学んでいない人にも、参加していただけます。とくに必要なスキルはありませんん。日本語の読み書き・コミュニケーションが取れれば十分です。

・ちなみに、参加費は無料です。

 

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3月14日、NPO学会シンポジウム「低炭素社会の実現に向けてー京都からの取り組みー」

今週末、NPO学会年次大会が立命館大学で開催されます。1998年の設立に参加して以来、10年以上経ちますが、いまだに多くの興味ある発表と仲間が集まってきます。先週、白川郷で開催されたワークショップフォーラムNの参加者からも発表者がいたとのことで、よけいにうれしいです。

私は、大会運営委員会から、COP3が開催された記念碑的な都市京都で開催されることを記念して、地球温暖化問題について、歴史と、京都から世界に発信する議論をしてほしい、との依頼を受けて、コーディネータを務めることになりました。

企業、行政、NGO有力者が会して、歴史を振り返りながら、未来への提言をしていきたいと思います。

3月14日(日)午前11時15分〜12時15分

立命館大学で開催されます。

詳細が以下をご覧ください。

http://www.osipp.osaka-u.ac.jp/janpora/meeting/meeting12/program.pdf

2【運営委員会企画パネル】低炭素社会の実現に向けてー京都からの取り組みー

パネリスト:

田浦 健朗(気候ネットワーク事務局長)

奥谷 三穂(京都府文化環境部地球温暖化対策課 課長)

藤原 仁志(アミタエコブレーン株式会社代表取締役社長)

モデレーター:筒井 洋一(京都精華大学教授)

【セッションのねらいと論点】

昨12月、デンマークのコペンハーゲンで、第15回気候変動に関する締約国会議(COP1

5)が開催された。政府間協議では、先進国と発展途上国との対立が解消せず、最終的には議論継続だけが決められるという実質的な前進が見られない結果に終わった。ただ、こうした結果に終わったにせよ、その中では政府にとどまらず、NGOの役割も無視できないものになってきている。今回、日本政府代表団にNGO代表が加えられたことは大きな変化である。

また、1997年にCOP3が開かれた京都は、環境問題について世界的に認知された都市である。京都では環境NGOがネットワークを形成し、行政とも協働しながら活動を展開してきている歴史がある。また、企業活動における環境ビジネスやCSRなどにおいても、京都の団体は全国的な展開をしている。こうした世界規模での環境問題の動向と、京都で活躍する企業、行政、NGOセクターの活動とを橋渡ししながら、低炭素社会の実現に向けた論点について議論したい。

セッションの論点としては、「京都、CO2、歴史」という三つのキーワードを中心にして、世界全体の温室効果ガスを削減するという、低炭素社会の目標に向けて、各セクターがどのように関わっているのかを議論する。これまでの取り組みの歴史、活動の現状(たとえば、気候ネットワークは、COP15に代表団を派遣し、NGOとしての立場から政府間交渉に積極的な役割をしてきた)、そして、京都からの取り組みの意味について語ってもらう。

「パネリスト紹介」

・田浦 健朗

1997年のCOP3をきっかけに地球温暖化問題に携わる。温暖化問題に関する、調査・研究、政策提言、セミナー・シンポジウム の企画・運営、ニュースレター・出版物の作成、講演等、NGOの立場で活動を行っている。他に、立命館大学、名古屋学院大学大学院非常勤講師。

・奥谷三穂

京都府文化環境部地球温暖化対策課 課長

1983年に京都府庁入庁後商工部などを経て、2000年から6年間企画環境部環境企画課で、ビオトープや屋上緑化など府民参加型の自然環境保全対策を担当。2007年から地球温暖化対策に従事し、2008年から地球温暖化対策課課長。博士(文化政策学)。

・藤原仁志

アミタエコブレーン株式会社代表取締役社長

1964年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、都市銀行に入行し未曾有のバブル期を体験するが、バブルの世の中に疑問を感じ、教育ビジネス界へ転身。97年に日本での環境ビジネスの可能性に賭け独立起業。02年に総合環境ソリューション企業アミタに合流。事業開発部長、営業本部執行役員、常務取締役営業本部長、常務取締役経営戦略本部長を歴任し、2009年2月より現職。2010年1月4日設立アミタホールディングス株式会社取締役兼任。

パネリスト名は左揃え、ふりがなをつける

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3/22京都メディア支援センター設立準備シンポジウムを開催します


私が代表を務めているセンターですが、今年度の総括と、来年度以後の正式発足を兼ねたシンポジウムを

開催します。

市民とメディアのあり方を考えること。具体的には、マスメディアの影響力が低下してきた状況と、

パーソナルなメディア発信の隆盛の中で、NPOや市民がどのようなメディア発信、政策提言をするのかを

話し合います。私がコーディネートを努め、海外や全国の動きに詳しい方と、京都の活動とを結びつけていきます。

以下が案内文です。

メディアを活かして市民活動を広げる!

-世界と日本の動きから京都のメディアセンターのあり方を考える-

■日時:2010年3月22日(月・祝)

■時間:13:30 受付開始 14:00〜17:30

■場所:ちおん舎(京都市中京区衣棚通三条上がる突抜町126)

地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅6番出口より西に徒歩3分

TEL: 075 -221-7510 http://www.chikichi.co.jp/

【01】基調講演-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

キム・ミョンジュンさん (映像メディアセンターMediACT 所長)

MediACT(メディアクト)は韓国のメディア運動を牽引してきたメディア団体で、

2002年からソウルのメディアセンターを運営してきました。

優れたドキュメンタリーや独立映画を生み出すとともに、

移住労働者やシングルマザーなど、社会的に疎外されている人々を対象にした

出張ワークショップなどを精力的に展開。

コミュ二ティメディアの分野では、世界で最も信頼されている

メディア活動のひとつと数えられいます。

【02】シンポジウム-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

BLOG、SNS、Twitterなどのパーソナルメディアによる情報発信が広がる一方で、

テレビや新聞などマスメディアの未来はどうなっていくのでしょうか。

総務省の「今後のICT分野における国民の権利保障等の在り方を考えるフォーラ

ム」では、

”コミュニケーションが権利”として議論されはじめるなど、

今まさに「地域におけるメディアの役割と市民の関係性」に注目が集まっています。

そこで本シンポジウムでは、現状を確認すると共に、

これからの地域におけるメディアの未来や、それを支えるであろう、

市民活動の支援策としてのメディアセンターのあり方などについて、

世界の事例を交えながら考ます。

☆パネリスト☆

キム・ミョンジュンさん (映像メディアセンターMediACT 所長)

深尾昌峰さん(公益財団 京都地域創造基金 理事長)

時岡浩二さん(NPO法人 京都コミュニティ放送 理事)

松浦哲郎さん(NGOコミュニティ・メディア・リソース 代表/龍谷大学講師)

太田航平さん(NPO法人 地域環境デザイン研究所ecotone 代表理事)

☆コーディネーター☆

筒井洋一さん(京都精華大学人文学部 教授)

■主催:京都メディア支援センター設立準備会

■イベントに関するお問合せ■

京都メディア支援センター設立準備会 (担当:高嶋)

TEL:075-221-0797 MAIL:takashima@radiocafe.jp

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日本一周ママチャリキャラバンが京都にやってきた

少し前に、知り合いから、日本一周ママチャリキャラバン が全国を回る。京都にも立ち寄るので、是非広めてほしいという要請が来た。おもしろそうなので、知り合いの学生に声をかけた。その様子を見ようと私も言ってきた。

場所は、西陣さらさ、という元銭湯を改装したシックなカフェの二階。30名以上の若者がワールドカフェやらなんかを使いながら、『あなたにとって、本当の愛って何ですか?』というテーマについて熱い議論をしていた。私も少し議論に加わったが、このテーマで議論できる場所が今の若者にあるのはあまりないだろうと思う。参加者のモチベーションが高いし、ここではこういうことが語れると思っているからだろう。

空間と集まる人がテーマを見つけ出した、という感じだ。

以下がライブの模様です。

iPhone+Uatreamでの録画です。

その一

その二

その三

その四

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