【2年間ほぼ毎夜30分間ひたすら雑談してわかったこと】

タイトルがいかにもな感じですが、コロナ禍の広がりの中で、学校が休校になった2020年3月初めに立ち上げて、現在まで2年以上も毎日続けています。午後8時半〜9時の30分間の「夜会」と呼んでいます。たまに用事で出られないときがありますが、それ以外は私がいます。私は毎日いるので、いつでもお越し下さい、というだけで、特段の目的もなくぶらっときてもらっています。

開設当初は、私がZoomのホスト経験があったので、どうすれば自分の周りの人と一緒にオンラインセミナーを立ち上げるのかという目的で来られた方が多かったです。別の機会に、Zoomオンランコイン講座(有料)を解説していたこともあり、その延長線上で尋ねられる方もおられました。それはそれで楽しかったですし、わからない場合には、参加者と一緒にあれこれと思案していました。

一年経った2021年には参加者もぐっと減り、一抹のさみしさを感じていました。継続するのか、辞めるのか、いろいろ考えましたが、そのまま継続しました。ただ、ここからの展開が面白いのですが、参加者がじり貧になって寂しくなることを変えてみようと思いました。自分が寂しいのに続ける必要もないですから。

そこで、「夜会」を開く意味を自分の生活リズムに合わせました。つまり、コロナ前までは、この時間は外出して居酒屋での宴会途中でした。ですが、今では外出してもこの時間までに戻ってきて「夜会」を迎えています。変更してもまったく困ることがありません。

夜会で話すテーマはまったく決めていませんが、来られた方との間で自然にテーマが決まります。よく来てくれる方であっても、初めての方であっても、私は特に困らなくなりました。互いの反応の中でテーマは自ずから決まってきますから。

もちろん、最初から相談や依頼が来ることもありますが、それも楽しいです。30分間のとりとめもない雑談の中から時々ずしんと重い何かが生まれます。ここが一番の魅力です。

これがいつ起こるのか、またいつもの日常を楽しむのかはそれぞれですが、来ていただく中で創り上げる物なのでしょう。目的は決めず、一日の終わりに30分間雑談する習慣を今後も楽しみにしています。

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