【介護中の大問題。補聴器の紛失。これを改善したい!】

一般に高齢化してくると、視力と歩行がネックになりますが、さらに聴力も気になります。

私の母の場合、96歳になっても裸眼で新聞を読んでいるし、歩行もできますので、むしろ問題は聴力の確保です。父が存命の時には、小ぶりのセルフメイドタイプを好んでいたので、高めの補聴器を買っていました。健康な時にはその方がよかったですが、紛失が頻繁になってくると、それがかえってやっかいです。

紛失した時の母の落胆ぶりは本当につらそうですし、高額であるがゆえに、私にももったいなさが沸いてきます。

本人の努力でなくさないことを求めるのは酷なので、なくさない工夫をしようと思いました。

ずばりGPS付補聴器です!

いろいろ捜しましたが、こういう製品はなかなか見つからない。ケアマネさんに相談して見つけてくれたのがこれです。

母はセルフメイドでないので装着が慣れないのですが、必ずストラップを服に付けてくれるので耳から補聴器がはずれてもなくしません。これだけでも大きな前進ですが、ストラップが外れていた場合でもGPSで捜索可能です。何度かそれで居場所がわかりました。

昨日紹介した、靴に付けるGPS付の見守りツールとこの補聴器があればなんとか捕捉可能です。

「どこにいるかわからない」

これほど恐ろしい事態はありません。それをふせげるだけで、どれだけ安心感を得られるかわかりません。

母の介護を通じて、私が介護される立場になった時にこうしてほしいと思うことが沸いてきます。それを少しでも実現していきたいと思っていますが、これは5年前から始めた対面授業の中にオンライン授業を実現したこととよく似ています。

「いつでも、どこでも、誰とでも学ぶ」という理想の実現のためには対面授業は窮屈です。その矛盾を見つめるよりも、対面授業の改善に奔走することがいかに馬鹿げているのかがわかれば、私が大学の授業だけでなく、オンライン配信サポートに乗り出すことも当然の帰結です

https://tsutsui-learning-lab.com/

介護することで、オンライン配信サポートの仕事が一層面白くなり、それが大学の授業改革へもつながっていきます。

現場にいる自分と、越境する自分が友に時代を生きていまる感覚を大切にしたいです。

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