予期しない卒業生に会う。腰が急に動かせなくなった。

新年あけましておめでとうございます。

実は、まだブログに新年の挨拶を書く余裕がないので、それは後回しにします。

京都にいても、学生や卒業生に会うことは滅多にないが、年末年始には不思議に何名かと出会った。年末の錦市場を友人を案内しながら歩いていると、「**先生!」と大きな声をかける店員がいた。名前が違うので放っておくと、さらに迫ってきて、歩みを止めさそうとする。よく見ると、知っていた卒業生だった。一年生の時に私の授業を取っていて、その時に彼の能力の高さは認めていたのだが、学園祭や学内イベントにのめり込み、留年したのだった。現在はフリーターで、12月だけは錦市場の店でバイトしているとのこと。安くしますと言いながら、お勧めの品をすすめながら、「一つよりも二つ買った方がいいですよ」と言うので、つい買ってしまう。客あしらいの能力の高さは相変わらずだ。そのよさを誰よりも認めている私としては、もっと大きな勝負をしてほしいと思うばかりだ。

元旦から空いているショッピングセンターで小物を買おうと思って寄った店には以前知っていた卒業生らしき店員がいた。あまりにもさっぱりしていて、スーツも似合い、客への挨拶もしっかりするので、もしかして別人かと思っていて、そのままにしておいた。商品を購入して、包んだ後に、彼がわざわざ私の前に来て、お礼を言った後に、「**先生! お久しぶりです!」と声をかけるではないか。私は、「背筋もしっかりと伸びて、よくなったね」と言うと、「昔は、ひどかったですから」と答えた。

実は、この卒業生は在学中にはかなりやっかいな学生だった。約束は守らないし、自分の都合だけで行動するし、授業に大幅に遅れてきては前の方で平然と寝るし、つきあいたくない学生だった。それがなんと豹変したものか。現在は、バイト扱いで、実習中らしいが、客への対応も姿勢も申し分ない。本人としても、自分がここまで変われることにむしろ喜んでいるようだった。私としては、彼に出会ったこと。しかも、元旦に出会ったことが新年の出だしの良さを表していると思い、新年の挨拶よりも先に伝えたいと思った次第だ。

と、ここまではよかった。

元旦の夜に仕事していると、腰の調子がおかしい。寒さに弱い気管支持ちなので咳をするときに、腰に違和感がある。椅子から立ち上がろうとすると、腰をまっすぐにすることができない。かなり悪そうだ。身体的な弱さを抱えるととたんに発想が枯渇するため、早々と床に入った。寝返りを打つのもつらい。睡眠中、時々覚醒する時には、原稿のアイデアが出てくるのだが、同時に腰痛もよみがえってくる。困った。困った。寝ながら書けるような器用なことができないタイプなので、椅子に座っている時間を制限して仕事しないといけない。

以前、足を骨折した時にも経験したが、私の場合、傷を早く治癒しようとして、体が眠気を誘うようになっている。そのため、眠い。一時間寝ても眠い。椅子に座って、資料を読んでいるのだが、眠くなる。決して筆が早いわけではないので、よけいに心配になる。でも、寝ながらアイデアが出てくるタイプなので、それはいいのだが、今はただ寝ているだけで、何もアイデアが出てこない。

集中して行こう。

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