当大学では、学生向けのガイダンスにはかなりの力を入れている。私もいつの何かその雰囲気に染まってきたのか、いややりすぎの先週だった。二回生から四回生まで、三日間で合計18時間。学生が来ないときは自分の仕事をしていればいいのだけど、面談は体力がいる。
今週月曜日から新学期が始まる。
新入生は、社会メディア学科の必修講義『社会メディア論』をはじめて受講する。初回の講義では、学科所属教員全員が自己紹介をすることになる。15名の教員が5分間ずつ話せば、75分間で、90分間の講義に収まる。
教員側は、自分の教育研究紹介を五分間で話すのはなかなか大変だ。しかし、その一方で、受講生側は、15名が入れ替わり立ち替わり話すのを聞くのはもっと大変だ。ましては、新入生はまだ90分間の講義時間には慣れていないのだから。
そこで、私は、口頭説明をやめて、プレゼンだけでしようと思う。ビジュアル化した説明は、単にパワーポイントを使っただけではたいくつだ。そこで、最近、コンピュータ業界で話題のプレゼン方法を採用しようと思う。「高橋メソッド」という。
本当はFlashで作りたいのだが、数日前に届いたKeynote 3を使って、それに似た見栄えにしよう。
文字だけでなく、音声と動画も入れたプレゼンファイルを作成中である。細部の詰めがあまり私らしく、精度に問題があるが、新入生には細かなことよりも、インパクトを残せればいいと思う。13分間以上の作品だが、講義で使うのは3分間程度にしようと思う。
講義終了後、ビデオポッドキャスト形式でアップするので、しばらくお待ちを。