注意:iTunes for mac/winか、Quick Timeで見て下さい。
昨日、高橋メソッド風のプレゼン形式で、新入生向きに私の自己紹介をした。
自己紹介といっても、一切話さず、ひたすら文字で読ませることを主体にした。補完的に、音声と動画を入れた。大きな文字を、大きな画面で、細部は話さず、インパクトのある表現を心がけること。それに、関西風のノリを入れること。これが私の極意だ。
新入生の反応は抜群で、笑いも、驚きもまざって、まずまずの成果である。新入生の反応もうれしいが、それ以上にうれしいのは、同僚教員の反応である。「見てて大笑いした」という励ましである。
詳しくはビデオを見て頂ければわかるが、マイミクを図示するソフトであるMixiGraphの結果がうまくわからないことである。授業では、実際にソフトを動かして、人と人のつながりをいろいろ見せたのだが、瞬時にはわかってもらえなかったようだ。でも、造形的にきれいだということはわかったけど。
動画ファイルは、VidoPodcasting用のファイル、つまり、Video iPodで見られるMPEG4のQuick Time形式で保存してある。
しかし、使い始めのアプリケーションだということもあるけど、わずか3分間のプレゼンのために、準備時間は4時間で、この公開まで3時間もかかってしまった。
単に高橋メソッドの文字だけならば、プレゼンソフトKeynote3上で、フォントとサイズを設定すれば、1時間もかからない。しかし、そこに別ソフトの画像、音声、それに動画を入れると、ここまでかかってしまう。
はじめは、Keynote3だけで制作していたが、以前講義で使ったポッドキャスティングファイルを入れようと思うと、時間短縮のために、Garage Bandで必要部分を切り取る必要がある。終了後、Keynote3に挿入して、次に動画の編集だ。これもかなりの時間がかかる。初めはQuick Timeで編集していたが、一度aiff形式で書き出して、再度それをMPEG 4に変換するするうちにどうもうまくいかない。あれこれやって、動画が入ったファイルは動画編集ソフトのiMovieで編集して、書き出しをiPod形式にすればいいことがわかった。
3分間のプレゼンのために、これだけの準備・公開時間がかかるとすると、たまにしかできない。もっとも、慣れれば、準備時間・公開時間あわせても1時間程度で終わると思うけど、こういうオペレーションを楽しみながらやってくれる学生がほしい。今年こそはと思いながら期待してくれるけど、こういう下積みを一緒につきあってくれる学生がなかなか現れない。
高橋メソッドでプレゼンした学生は、こういう作業を一緒にやってくれるだろうか。それとも、軟派ばかり集まるのかなあ。