調査手法と目的

本日は、午前中に、採点を終えて、その後、上町台地のコミュニティービジネス(CB)に関する調査の会合があった。

座長が建築学者であり、メンバーには社会心理学、行政学などの専門家が加わり、今後につなげる調査方式を確定する会議を持った。単なるアンケート調査であっては効率が悪い上に、調査結果が有効に使われない。そこで、より有効な方法を話し合った。CBの何を調査し、どこをどのような調査項目を設定するのかについて議論した。

CBの定義は多様であるが、われわれとしては、コミュニティー側からビジネス的な志向を持った人や組織を対象にすること。しかも、単なるなりわいとしてのビジネスではなく、コミュニティーに依拠しながらも、それを変革する意図を持った人たちをターゲットにする。そうした試みにどのような人々が集まってくるのかを調査することにした。ただ、調査地点の設定については、早急に関係者の承諾を取って調査に入ることにした。

京大の院生や阪大の三回生がそれぞれの専門を生かして協力しているが、精華大の学生も具体的な調査活動から参加する予定である。まちづくりの担い手とそこに集まる人々のネットワークを浮かび上がらせて、今後の活動に生かせるような結果を出したい。

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