受講生の状況をふまえて、シラバスを変更しました。
特に、日程的な変更をしています。
変更点は、
1.モジュール2を3週間から4週間に延長
2.第9週と第14週にモジュールの振り返りを追加しました。
3.第10週と第15週を振り返りの分析に変更しました。
変更によって、モジュール毎のリフレクションを強化しつつ、同時に、CTや見学者からの問題提起をしやすくするためです。
グループワーク概論シラバス
サブタイトル:現代社会で必要とされるチームでの問題解決能力を身に付ける
授業の概要 :本講義では、対人コミュニケーションとチームビルディングの手法を学び、現代社会で必要とされるチームで問題解決に取り組める能力を養うことを目的としています。
15週の授業は、三つのパート(モジュール)に分かれています。モジュール1は「自分」について、モジュール2は「仲間」について、モジュール3は「社会」について取り上げていきます。
1モジュールは、4週で完結しますが、どのモジュールの最初には、必ず新しいチームのつながりを強めるための工夫がされています。新しいメンバーといかにしてつながりを深めていきながら、モジュールの目標を達成するようにチームが動いていきます。
この授業では、教員だけでなく、教員と一緒に授業を創っていく外部の授業協力者(Creative Team: CT)がいます。学生よりも少し年上であり、また、プロジェクトやワークショップに精通した方がみなさんのロールモデルとして活躍します。
また、みなさんの活躍を見たいという外部の見学者も授業にやってきます。最初は少し慣れないかもしれません。しかし、いずれの見学者もコミュニケーションの専門家ですから、学生の学びを促進する支援をしてくれます。
教員、学生、授業協力者、見学者の四者でこの授業は創っていきます。皆さんよりも年上の方の力を借りながら、みなさんの能力を育成していってください。本講義は、「概論」の位置づけから、グループワークの基礎的な知識や手法を学びます。
到達目標 :
- 対人コミュニケーションの基礎的要素(話す、聞く)を説明できる
- グループワークの基本的手法を説明できる
- グループワークの基本的手法を実践できる
授業計画 :
第 1回(4/10) ガイダンス。概要説明と授業のルール
【モジュール1:自分】
第 2回(4/17) チームビルディング、対人コミュニケーションの手法を学ぶ
「チームを創って話す、聴く、書く」
第 3回(4/24) 聴く、話す
第 4回(5/1) CTと学生とがさらに密接になる
第 5回(5/8) モジュール1の振り返り(Midterm Student Feedback)
第 6回(5/15) 振り返りの分析
【モジュール2:仲間】
チームビルディング、チームビルディングの手法を学ぶ
第 7回(5/22) チームでテーマを考える
第 8回(5/29) ワークを設計する
第 9回(6/5) 成果発表、モジュール2の振り返り
第10回(6/12) 振り返りの分析
【モジュール3:社会】
チームビルディング、グループワークの手法を学ぶ
第11回(6/19) チームでテーマ設定する
第12回(6/26) チームでワークを設計する
第13回(7/3) 発表準備
第14回(7/10) 成果発表、授業全体の振り返り
第15回(7/17) 振り返りの分析
授業外学習の指示(予習、復習、課題等)
- 時間外に毎週指定のビデオ学習をおこなうことが求められる
2. 時間外に、モジュールのテーマを深めるためにグループで作業する場合には参加してください。
3. 授業外に課題やリサーチに取り組むことがありますので、参加してください。
4. 授業終了後に、見学者や授業担当者などと一緒に授業についての感想を話し合う機会を設けます。
評価方法・評価基準
1.平常点 30%(2点X15回)
2.課題 40%(3点X14回)
3.授業外学習30%(2点X15回)
履修条件・留意点および受講生に対する要望
1. チーム活動を前提とするので、すべての授業に出席すること。
2. グループワークに積極的に参加すること。
3. 見学者や授業協力者(Creative Team:略称CT)が参加する可能性がある。
4. 授業終了後に、授業の感想を話す会があります。希望者はぜひお越しを。
5. 今後の受講生の参考とするためや、学外での紹介のために、授業風景を撮影する。
6. 以前の授業風景がアップされているので、以下のURL、あるいは、QRコードで確認すること。
http://bit.ly/1crJJw8