いやー、京都メディフェスは、すごい人だった。元・立誠小学校という京都の真ん中にある場所のよさもあったが、参加者がメディアを触れ、楽しみ、語りあった三日間だった。
大学生や20歳台、30歳台が中心になって取り組くんだイベントなので、ハードな内容だけでなく、楽しみの様子を必ず盛り込む工夫をしている。本番直前および当日における仕事の速さと充実度は、若者特有である。これなしには決してうまくいかなかっただろう。
それにしても、分科会にはたくさんの参加者がいた。同じ時間帯に7つの分科会が並行して開催されたにもかかわらず、どの分科会もかなりの参加者がいた。たとえば、聴覚障害者向けのテレビ番組の紹介、全国や海外のコミュニティーFM関係者が一同に介したり、関西民放準キー局ジャーナリストが参加したり、市民ジャーナリストについての議論など二日間みっちりの企画だった。協賛企業も、アドビ、パナソニック、エプソン、某IT外資企業、コカコーラ、コクヨなどが参加して、企業ブースやセミナー、そして機材などでも支えてくれた。大学生協は影ながら大きな力となってくれた。感謝しきれない。
ただ、メディフェスを市民メディアに関心のある人だけに限定したくなかったし、むしろそれ以外の方が楽しんでもらえるように、小学校校庭では、アートバザーやこどもたちが自ら取材してそれを段ボールでかたどった自分の姿を絵にするという企画など実に多彩だった。
このイベントについて報道された記事やニュースもたくさんあった。同時に、会場では、インターネットラジオ局FM GIGさんDJによる生のイベント紹介があったり、動画ストリーミングスティッカムでの分科会生中継や参加者インタビューなどもあった。ストリーミングは、一度に8つの分科会が一度に見られ、しかもかなり鮮明な音声が聞こえた。無料のシステムで、動作がかなり軽く、しかも鮮明な動画が一挙に発信できることがわかった。
たとえば、以下のページで動画が見られるがこれだけ表示されると、重くてしようがないのだが、実に軽快に動いて、動画が見られる。
http://www.shiminmedia-kyoto.jp/movie/
また、当日および準備段階の動画は、以下のサイトから見られるが、プログラムに沿ったレイアウトに変更する予定である。少しお待ちいただきたい。
http://www.stickam.jp/profile/kyotomedifes
http://www.stickam.jp/profile/medifes1
http://www.stickam.jp/profile/medifes2
http://www.stickam.jp/profile/medifes3
http://www.stickam.jp/profile/medifes4
http://www.stickam.jp/profile/medifes5
http://www.stickam.jp/profile/medifes6
http://www.stickam.jp/profile/medifes7
http://www.stickam.jp/profile/medifes8
http://www.stickam.jp/profile/medifes9
参加者やスタッフの熱気はすごかったが、当日は比較的涼しくて、エアコンなしの教室でもまだましだった。また、初日明日は降雨があったが、昼前から一気に快晴になったのは、奇跡的だった。すべてがうまくいった京都メディフェスだった。参加者や関係者の皆さんにはどれだけお礼を言っても言い尽くせないほどである。