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行ってきました。ブロードウェー・ミュージカル「Trip of Love」トライアル公演リハーサルに。運良く知り合いから招待してもらったこのチャンス。60年代音楽と衣装が勢揃いする中でのミュージカルとなれば、懐かしさ半分、好奇心半分であった。劇場は、大阪城側の「イオン化粧品 シアターBRAVA!」で、私が行った時には、すでに100名以上の招待客が待っていた。幸い前から10列目の通路側の見やすい席が確保できた。演劇関係者が多数来ていて華やかさがあふれている。
オープニングの最初に、プロデューサの出口最一(まこと)さんが簡単な解説をしてから始まった。彼は、私の大好きなブルーマングループをニューヨークで見出して、現在もニューヨークでロングラン公演しており、日本でも昨年末から公演している。そして、いよいよミュージカルの始まり。舞台は60年代。主人公の少女アリスが60年代の米国に迷い込み、ベトナム戦争やケネディ元大統領暗殺が起き、さまざまな思想がぶつかり合った時代を生き抜いて成長していく物語だ。当時の音楽自体でストーリーを展開していくという手法で、舞台衣装や舞台セッティングがかなり大がかりだ。
今回は、リハーサルなので、演奏はテープだったが、本番にはオーケストラが入った豪勢なしつらえになるとのこと。音楽やダンスの素晴らしさは言うまでもないし、場面毎のイメージはわかるのだが、フィナーレが1時間半ほどであっというまにやってくるので、すこし最後の盛り上げが欠けた気がしたが、それでも十分楽しめた。本番までにさらにダンスや曲も大幅に入れ換える可能性もあるとのことで、本番への期待が高まる。
日本人ダンサーも7名参加しているとのことだが、その中で背の高い女性のダンスが非常にうまかった。後で調べたら、鳥居かほりさんとのこと。40歳を過ぎてもまだまだ鍛えた体でしなやかに踊る姿は、印象的であった。リハーサル終了後、地下鉄の駅で電車を待っていたら、早くも主役の二人が買い物袋をぶら下げて、電車に乗るのを目撃した。体を節制するために、ホテルに戻るのだろう。
アップした動画は、開場前後の劇場外の風景だ。