自然から言葉を読み取るワークショップ

昨日まで三日間、環境教育ワークショップの授業に出させてもらった。講師は、ワークショップ・ファシリテーターの高田研さんだった。彼の活躍はこれまでいろいろの人から聞いていたのだが、精華大で授業をされるという話を聞き、受講生として参加させてもらった。他の学生は、教員が受講生であるという違和感を感じながらも、徐々に受け入れはじめるところが面白い。

授業の概要は、以下である。

  1. 初日午前は、二時間みっちりアイスブレイクをした。自己紹介、ヒューマン・チェーン、ヘリウム・ワープなどでチームを作り出す。午後からは、チームで大学付近の木野町をテーマを決めて探訪し、それを元にして模造紙に発表資料を作成した。
  2. 二日目午前は、前日作成した発表資料とスライドを基にして、チームで報告した。午後は、企業におけるCI(Corporate Identity)例を見てから、自分のパーソナル・アイデンティティーを日本語表現法と出会って、これまで日本語教育、自然科学、心理学などとの出会いがあったが、環境教育まで広がるとは思いもしなかった。自らの視野はここまで、と思っていたのが、実はさらに広げられると思った時のとまどいと感激を感じられる感性を大切にしたい。とまどいとは、さらに広げてもいいのかという不安であり、感激とは、その不安を取り除いてくれた時の気持ちの高まりである。

私自身は、ワークショップを体験すると、普段使わない部分の頭と体を使うために、身体と頭の疲労感が気持ちがいい。翌日の頭の動きが爽やかなのでやめられない。後期授業前に授業アイデアをさらに沸かせてくれた三日間であった。

高田さんのワークショップの一端は以下のYoutubeでどうぞ。


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