5〜7月は学会シーズンだ。
日頃の研鑽成果を報告する場所なのでできるだけ報告したいと思っている。だが、あまり仕事が早いほうではないので、気持ちはあっても内容がない場合はスキップしてしまう。そうならないためには、まずとにかく報告申込をする。
現在は学会報告申込の時期である。いろいろの学会に異なる内容の報告をするのだが、私の場合、学会誌に投稿したい論文を書く場合には、異なる学会や研究会でテーマはよく似ているが、視点が違う報告をしている。聴衆や分野の相違によって反応が違うので、有益なコメントが来ることが多い。
学会は参加するだけの場合には、あまり得ることはない。
もちろん、シンポジウムや個別報告で素晴らしいものに出会うこともあるが、やはり報告してこそ他のいい報告の価値がわかるものだ。自分が報告して、反応がよければ参加者が質問しに来たり、名刺交換をすることができる。参加者は私の報告を聞いているので、よけいに話が弾みやすい。参加者の質問に答えるときには、正直うれしいものだ。たとえ勉強不足が露呈したとしても、それは今後改善すればいいからだ。
報告すれば、次は学会誌などへの投稿する段階に来る。
研究する→ 学会・研究会で報告する→ 学会誌への投稿や本を出版する→ 今後の研究課題が見えてくる
大学教育、インターネット、NPO、メディアなどの分野すべてでこういう循環を崩さないでしっかりと取り組んでいくことが私の課題だし、そうしていることが大変だけど充実感がある自分を見いだせる。
さあ、今年も始動だ。