先週金曜日は、モジュール1の振り返りの分析でした。
前回取り組んだ振り返りで集まった学生からのコメントを元にして、学生の意見の傾向を読み取りました。学生は、授業評価アンケートで授業に対する感想を言うのは慣れていますが、自分以外の感想はわかりません。しかも、この方法だと、学生は他の学生のコメントがわかりますし、さらには見学者やCTの意見もわかります。
一般に行われている授業評価アンケートは、教員にフィードバックする前に時間と手間がかかりすぎるので教育改善に使えません。その場でわかり、翌週に改善策を提示する方が効果的です。
最後には、理想の授業について、学生だけでなく、CTや見学者がすべきことについて書き、話し合ってもらいました。
改善を他人任せにするのではなく、学生もできることを考えるワークでした。人前で話せなかった学生が話し出したのが印象的でした。
後で拝見するのが楽しみです。その前に一つコメントします。受講生の声は毎回の感想カード、そして最後のアンケートを活用しています。アンケートの満足度指標は次回の改善目標値として設定し始めてからは、有用なツールと私の場合はなってます。アンケートを受け入れざるを得ない状況で、やっと自分なりの意味づけができるようになりました。^_^
池田先生
>アンケートを受け入れざるを得ない状況で、やっと自分なりの意味づけがで>きるようになりました。
私も同意見です。
迫られたとはいえ、そこからどう前向きに活用するのかをようやく考えられるようになってきました。
遅ればせながらですが、一歩ずつ前進です。