■昨年の振り返りをします。
1.二年生の演習では、就職問題で今やメディアにも頻繁に登場している海老原嗣生さんと一緒に授業をおこないました。商品広告の見分け方から、最終的には自分を広告するという筋書きの授業はとても新鮮でした。
2.私が属している学会で基調講演をUstreamでライブ中継し、twitterを設置したことです。ライブ中継の臨場感を演出するために、以下にバックヤードがしっかりする必要があるのかを痛感しました。
3.自分の授業を専門家に見てもらい、そこから改善するチャレンジをしたことです。授業を他人に見せること、ましてや専門家に見てもらうことはかなり緊張することですが、そういう決断をしたことで、少し自信がつきました。
4.これまで学会発表といえば、パワーポイントを使っていましたが、それよりももっと効果的なスケッチブックを使った形式にしました。意外に参加者の反応がよく、今後も継続します。
5.三年間かかりましたが、ようやくコーチングの資格が取得できました。クライアントの話を傾聴し、そこから一緒に目標を達成する楽しさを感じていきたいと思います。
■以上を踏まえて、今年は、以下を取り組みたいと思います。
1.キャリア教育の授業を学生と一緒に実施します。
ここ数年、キャリア問題について、いろいろと発言していく中で、私も授業を持つことになりました。
従来だと私一人でシラバスや予算組みを考えていくのですが、この授業では学生と一緒にシラバスを考えていき、授業内容についても彼らに関わってもらおうと思います。こういう試みは全国的にも珍しいと思うので、燃えています。
2.「にほんのうた」プロジェクトの京都での展開をおこないます。
日本ほど童謡がたくさん残っている国は珍しい、という坂本龍一さんなどの発案で坂本さんのレーベルのミュージシャンが童謡をアレンジし、それに映像作家がショートムービーを制作しています。
それらを全国の小学校などに移動上映する試みが始まっていますが、関西・京都地区でのプロジェクトを大学の授業で取り組むことになりました。
まだいくつかの試みがあるのですが、それはまたここでお知らせいたします。