i-CEOインターンシップ終了。泣き、笑い、感動の半年間。

今年様々な新しい体験をしたが、その中でも衝撃的だったのが、大学コンソーシアム京都主催インテリジェンス・オフィス(以下IO、と略)さんのインターンシップであった。昨年度は、京都シネマさんを担当させていただいて、学生に向けた映画イベントを開催する、という内容であった。しかし、今年は、ぐっとビジネスを正面に据えた、10名の社長さんにインタビューして、それをWebサイトにアップして、学生と企業とをつなぐという企画であった。

インターン生は、二回生二名と修士一回生一名の三名であったが、実にすばらしかった。もちろん、半年間の長丁場だったので、途中でくじけることもあったが、最後は見事に仕上げてくれた。彼らのがんばりと悩みを横で見ていて、私自身も同じ気持ちでいた。

けれども、彼らががんばりを見せた時はいいにしても、悩みやとまどいが出てきた時には、私自身適切な対応を取ることができなかった。その時には、IO社員さんが実に見事にフォローしてくれた。最初はやさしく、そして粘り強く対応してくれた。しかしインターン生が全体の動きを見失って、後ろ向きになった時には、勤務時間外に呼び出して、みっちりとインターン生の話を聞き、場合によれば厳しく対応してくれたようだ。もちろん、厳しく対応した後の暖かいフォローを忘れていない。こういうきめ細かい対応をとってくれたことに感銘を受けた。10名以上の社員さんが常にインターン生を見守り、また、100名規模の全社員さんが彼らの動向を共有しているインターンシップの経験は滅多にないことだと思う。

私自身は、最後は息切れして、社員さんに任せっきりになってしまったが、インターンシッププログラム全体の最終プレゼンで彼らが立派に応対してくれたことで、彼らをここまで成長させてくれた受け入れ企業さんに対して心からお礼を申し上げたい。

28日には会社の忘年会に呼んでいただき、インターンシップだけでなく、その側で真剣勝負をしていた本業での泣き、笑い、そして感動を伝えられて、私も一員として受け止めたつもりである。社長さんのリーダシップが前提になっているが、入社数年の社員さんを中心とした精鋭を集めたインターンシップ担当者たちの能力の高さを見た。

私は、コーディネータとしての教員ではなく、四人目のインターン生として企業実務の一端を体験させていただいた。インターン生の今後の活躍を期待したい。

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