音声ファイルは、上記サイトにある
京都精華大学人文学部社会メディア学科一回生向けの必修講義「社会メディア論2」に私がゲストで登場することになった。これまでこの講義は、担当教員の講義だけであったが、受講生にもっとメディア制作に関心を持ってもらおうと、ライブ形式の講義にした。さてうまくいけばいいですが、うまく行かなかったら、どうしようか。
講義シラバスは、以下である。
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ネットの世界は、発信することが楽しい
1990年代半ば以後の市民像の転換
メディアに振り回されながらも、同時に自らメディアに働きかける存在である
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制作者(発信者)と受信者との格差が小さくなった
例:テレビ局、新聞社、ラジオ局、、音楽配給会社、本・雑誌出版
従来は、多額の資本と専門的な知識と経験なしには不可能
コンピュータ・ネット技術の低廉化・容易化になり素人でも
発信可能に
「理論を頭に入れて、体で実践すること」
音楽配給会社、出版会社、新聞社、ラジオ局、テレビ局をデモを
交えながら実践する
1.音楽配給会社ー楽曲の作成ー
プロの音楽はわれわれを楽しませるし、完成度が高い。
しかし、今日、初心者でも音楽を作ることができる。
2.出版会社ー本をオンラインで出版する
Webサイト
見る側ではなく、作る側はどういう努力をしているのか
htmlの例 Yahoo
制作者は、タグを駆使してサイトを作っている
3.新聞社ー記事を新聞のように発行する
ブログとは、
「最新の記事を時系列にそって最速で更新できる媒体」
↓
ブログ、日記などのユーザは飛躍的に増大している
ブログを、新聞やテレビを補完するものとして利用する方法
「ブログジャーナリズム」
「きっこの日記」
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
3.ラジオ局ー自分の好きな音声を発信したい
ポッドキャスティング
ライブ編集 講義をポッドキャスティングで発信する
音楽を流している間に、イントロ、インタビュー、講義内容、
受講生の音声をミキシング
4.テレビ局ー現場の映像を流したい
ビデオポッドキャスティング
ポッドキャスティングに映像を加えたもの
現場の臨場感がより伝えやすい
5.結論
メディアを利用する際のポイント
+自分独自の視点や内容を伝える(表現の伝達)
+相手を意識する(他者の意識)
+相互に高めあう(グループワーク)
われわれが、マスメディアと同じように、情報発信できる条件は既に完備
受信側からの実践こそが、一番重要
6.携帯メールは講義に活用できるか
以上。