9月9日〜11日まで、熊本県山江村で「市民メディア交流集会」が開催されました。
全国各地でビデオ、ラジオなどで市民の多様な声を発信している、ミニFM局、ケーブルテレビ局、メディアジャーナリスト、市民、研究者などが集まって三日間の交流会を開催しました。
その模様を「ケロログ」というポッドキャスティングサイトで逐次公開しましたが、「学術&研究部門」で「Tsutsui-Pod-Media」が、わずか三日間でなんと9位にランキングされました。241アクセスです。数は少ないですが、ランキング入りしたことに意味があります。
ポッドキャスティングを使うと、たとえば、主催者の挨拶終了直後には、挨拶の音声と写真、それに若干の説明文を添えて、公開できます。リアルタイムに近い感覚で参加者も楽しむことができます。
以下のサイトをご覧いただければありがたいです。
http://www.voiceblog.jp/tsutsui/
今後は、通常通り、このサイトでポッドキャスティングも提供します。
http://d.hatena.ne.jp/ytsutsui/
以下は、いくつかの用語が分からない方向けの説明です。
「市民メディア」って何?
という声もありますが、要は、マスメディアではない小規模の放送局、市民団体や個人で発信しているメディアのことだと思っていました。
この集会では、私は、ポッドキャスティングを使って、全体会、分科会、会議の模様を終了直後にインターネット公開する実験をしました。
「ポッドキャスティング」って何?
という質問には、こう答えます。
これまでブログでは、文字と写真で即座に情報を伝えることができましたが、ポッドキャスティングは、それに音声を加えることで、臨場感を高める発信方法だと思って下さい。
映像をブログに加えることもできますが、映像だと編集に手間がかかるのと、データが大きいのでアップ・ダウンロードに時間がかかりすぎます。
また、インターネットラジオだとリアルタイムの放送を聞き逃すと聞けませんが、ポッドキャスティングだとコンピュータにダウンロードしますので、いつでも聞くことができます。
マスメディアは、時間をかけて完成度を高めた放送をしますが、われわれ市民は、ある程度の完成度の情報を、簡単、かつ迅速に届ける手段を持つことで、新しい可能性が開かれます。その意味で、ポッドキャスティングは可能性があります。