上町台地からまちを考える会二周年

先週末に、会の二周年記念イベントがあった。

http://www.geocities.jp/uemachidaichi/

当日、所用があって、前半のリレートークには出られなかったのだが、後半は全部聞いた。

理事が一人ずつゲストを呼んで、15分間ずつ対談するという企画。

メインテーマが教育だったのだが、それとの関係で別のテーマと結びつけるという趣向だ。

伝統野菜を育成する小学校、直木三十五記念館を市民で設立したこと、神戸の企業と学校との環境教育、アーティストと小学生との出会い、豊中の多文化共生企画など多彩なテーマである。テーマが多彩であるが、数が多いと、参加者はそれら全部についていくのが大変そうであったが、こうしたテーマを取り込むことができるのは、この会の視野の広さであろう。

神戸の環境教育は、地道でありながらも、着実な成果をあげているし、何よりもそこに加わっている社員の方の充実した気持ちが伝わってくる。つまり、有名なケーキ屋さんのアンリ・シャルパンティエ社員がケーキの作り方を見せることが子供の興味を引いたことを喜び、その結果、社員の意欲が高まるという話は面白い。もちろん、自分の仕事を誉めてもらえばうれしいに決まっているが、そこからエコロジーへとつなげることには工夫がいる。

また、豊中の多文化共生活動は数が多すぎるが相互の関連性がないことで、かえって効果が失われている指摘が重要だ。案外、人的なつながりが薄いのかもしれない。

このように、理事が15分間を誰を呼んで、どのように使うかの競い合いがあって、じっくり聞くと大変聞きがいがある。

トークイベントとは別に、私がうれしかったのは、秋田さん、小田切さん、六波羅さん、宋さんなどの主要メンバーと知り合えたことである。特に、秋田さんとは何かと接点がありそうだ。宋さんとは、FMわぃわぃの前進であったFMサランの話ができた。

調査とともに、この会とのつながりを密にする段階になった。

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