先週末の宮崎大学の研修会、研究打ち合わせ、先週末の大学教育学会と続いたアカデミックシーズンも一息ついた。
そうそう、学会報告直前にパソコンのデータも、一部喪失した部分をのぞき、復旧し、平常状態へ。やっぱり慣れたマシンだと仕事の進捗が飛躍的に早い。
学会報告・司会は、前日の打ち合わせを含めて三日間みっちりだったが、まずは充実していた。唯一の心残りは、私が企画したシンポジウムで、私が最初に報告したのに続き、三名の報告者が続いた。休憩後フロアーから質問を集めたが、他の方には質問が殺到したのに私には一問もなかった。これは寂しい。でも、他の報告者がよかったことは、企画者としては喜ばないと。
日本語教育者や心理学者といった専門家が本格的に乗り込んできたので、私のようなつたない実践ではそろそろ勝てなくなってきた。でも、逆に言えば、彼らから学べば、次の飛躍があると考えないといけない。
それにしても、日本語表現法セッションが二つあっても、双方ともに盛況だというのは、学界全体での広がりを示すものである。もちろん、自大学でトップダウン的に迫られてせっぱ詰まって参加した会員もいたようだが、それらへのアドバイスを含めて、さらに広がりを指向すべきである。
「狭く深く」よりも、「広く浅く」が私にあっているので、広報担当として努力すべき部分は多々ある。原稿依頼や今後の計画も加わって、また面白くなりそう。