基調講演概要

基調報告「多文化・他言語コミュニティ放送局FMわぃわぃの10年と未来」

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 FMわぃわぃ代表・日比野純一さんの基調講演

生野区のFMサランが長田に来て、在日外国人とその支援者たちがラジオを始めた。長田で始まったラジオ放送は、地域の人々と外国人とが交流する体験の場を作り出した。そこから理解が深まったのである、など。

それでは、昼休みです。

ただいま午後の企画が始まりました。

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ただいま日比野さんの基調講演がおこなわれています。

ここでは、日比野さんの話は少しだけで、この10年間の活動を50分間の映像にした作品を上映されています。

明日のシンポジウムの司会をされる青池監督の作品も挿入されています。淡々としながらも、力強い内容となっています。震災直後の活発な活動から一時的な緩みが生じ、活動の再生を図る必要があった場面なども正直に語っています。

講演が終わり次第、音声はアップします。

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11月26日 開会挨拶

挨拶をダウンロード

 神戸大学文学部岩崎信彦先生の挨拶です。

  阪神大震災の救援活動に関わった先生の活動とわぃわぃの活動とが重なり、今日に至ったことが説明されました。

 開会直前・および挨拶の風景写真は、以下をご覧ください。

http://www.kyoto-seika.ac.jp/tsutsui/podcast/yy/pict/pict26/26.html

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参加者スタッフに対するインタビュー

日比野さんへのインタビューをダウンロード

開会直前の準備スタッフの声を拾ってきました。まずは、わぃわぃ代表の日比野さんに対するインタビューです。

質問項目は、以下の三点です。

  1. これまでのあなたの活動において、最も記憶に残っていることは何でしょうか。
  2. 本日の集会において、あなたはどのようなことを訴えたいですか?
  3. 市民メディアに興味がある方に対するメッセージをお願いいたします。
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外国人ゲストの紹介

今回初日のシンポジウムに二人の外国人ゲストが参加されます。

ドイツからは、オープンチャンネルベルリン(OKB)http://www.okb.de/代表 ユルゲン・リンケさんです。

ドイツ オープン・チャンネルとは、1984年、西ドイツで商業放送開始と同時に始まったオープン・チャンネル制度。放送の自由を定めた基本法に基づいています。受信料の一部を用い州ごとの運営により市民が自ら制作した番組を自らの責任で放送し、さまざまな市民団体、女性、高齢者、在住外国人らの番組をコミュニティに届けています。

インターネットの出現で不要論が出るも、創設20周年を迎えてオープン・チャンネル連盟議長のユルゲン・リンケ氏は地域のメディアリテラシーや政治教育のためにその意義をさらに見直そうと呼びかけ、イベントTVやラジオ放送などさらなる可能性を追求しています。

韓国からは、KBShttp://www.kbs.co.kr/『開かれたチャンネル』担当プロデューサーのPARK Jae-Youngさん(朴在榮さん)です。

KBS『開かれたチャンネル』(番組名)とは、かつては軍事政権、現代は大資本に言論が支配される危機を切実にした韓国。言論団体や労働団体が運動の結果放送法が改正され、市民の意見を公共放送KBSが放送「しなければならなくなった」。経済的技術的支援も得て市民自身が企画制作に参加する「開かれたチャンネル」は2001年度から始まった番組で、女性団体を皮切りに、労働団体、環境団体、消費者団体など多様な市民が意見を発信しています。KBSが高い水準を求めるため制作にあたる市民の苦労も多いものの、第1回放送で訴えた「戸主制廃止」はその後、現実のものとなり、公共放送を使う影響力を実感しています。

以上二名の海外ゲストを迎えて、わぃわぃ代表の日比野さんがわが国の状況とわいわぃのこれまでの活動から発言します。司会進行役は、龍谷大学経済学部の松浦さと子さんです。彼女のエネルギッシュな行動力と、さわやかな話しぶりがみなさんの興味を引き出してくれると思います。

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二日目のプログラム

初日が海外ゲストを交えた企画でしたが、二日目第二部は国内における市民メディア関係者が集まります。

午前中は、市民メディアの代表者が活動の紹介と相互交流を深めます。

午後は、それぞれのメディアの中で、番組担当者自らが情報発信について語り合います。なお、司会進行は、

震災直後の崩壊した長田周辺を5年間にわたって記録した全14巻の長編ドキュメンタリーを監督した青池 憲司さんが担当します。

私も先日、監督とラジオカフェでお会いしました。そこで、私は監督に対して、「なぜこれだけ長い作品をお作りになったのか」と尋ねたら、「復興過程の特徴的な部分だけを切り取るのではなく、当時をありのままに撮りたいと思ったから」とおっしゃいました。ドキュメンタリーの原点のような作品です。

第三部は、在住外国人ミュージシャンによるコンサートです。

ベトナム、アイヌ、朝鮮などアジア各地の流れを伝える彼らがどういうパフォーマンスを繰り広げるのかが楽しみです。

以下が、プログラムの詳細です。

11月27日(日)

第二部

10:10-13:00 マイノリティが発信するメディア オンステージ

       (1)京都三条ラジオカフェ:10:10-10:35

       (2)OurPlanet-TV:10:40-11:05 

       (3)FMピパウシ:11:10-11:35

       (4)反差別国際運動(IMADR):11:40-12:05 

       (5)Re:C:12:05-12:30

       (6)FMわぃわぃ:12:35-13:00 

14:00-15:50 パネルディスカッション「マイノリティの発信と市民メディア」

      *パネリスト:

       萱野 志朗(FMピパウシ 編成局長)

       橋爪 明日香(OurPlanetTV)

        宗田 勝也(京都三条ラジオカフェ 「難民ナウ!」制作担当)

       朴 明子(FMわぃわぃ パーソナリティ)

      *進行:青池 憲司(ドキュメンタリー映画監督)

第三部

17:00-19:30 オルタナティブミュージックの宴

      MCナム:17:00-17:20

      朴 元:17:20-17:50

      OKI:17:50-18:40

      趙 博:18:40-19:30

日 時:第一部:11月26日(土)午前10時30分〜午後5時(午後5時30分から交流会)

    第二部:11月27日(日)午前10時〜午後4時

    第三部:11月27日(日)午後5時〜午後7時30分

場 所:11/26:神戸大学COE 神戸フィールドオフィス(アスタくにづか4番館3階)

    11/27:SITE KOBE(アスタくにづか4番館4階)

     *アスタくにづか4番館:神戸市長田区久保町6-1-1(JR新長田駅から徒歩7分)

定 員:第一部:80名(交流会:100名) 第二部:200名  第三部:200名

参加費:第一部:無料 交流会:3,500円(学生2,500円)

    第二部:1,000円  第三部:2,000円

問い合わせ & 申し込み:

ツール・ド・コミュニケーション

E-Mail tdc@tcc117.org 電話 078-739-5650 FAX 078-739-5655

申し込み専用ホームページ:http://www.tcc117.org/fmyy/forum01/form.html

〒653-0041 神戸市長田区久保町6-1-1-201アスタくにづか4番館

<報告団体・出演者の紹介>

○京都三条ラジオカフェ:http://www.radiocafe.jp/

 日本初のNPO運営によるコミュニティ放送局。マイノリティが発信する番組もたくさん。

○OurPlanetTV:http://www.ourplanettv.jp

 オルタナティブな番組を制作しインターネットで発信している市民メディア。人権・環境・平和・グローバリズム・NPO/NGOをテーマとしたニュース

やトピックスを配信している。

○FMピパウシ:http://www.aa.alpha-net.ne.jp/skayano/menu.html

 2001年4月に開局した北海道の二風谷にあるアイヌ語と日本語によるミニFM放送局。2003年4月からは札幌のコミュニティ放送局さっぽろ村ラジ

オにも番組を配信している。

○反差別国際運動(IMADR):http://www.imadr.org/

 あらゆる形態の人種差別の撤廃を追求し、マイノリティと先住民族の権利の擁護をめざすNGO。グァテマラのマヤ先住民族の言語や文化を維持・伝承する手段としてのコミュニティラジオ局の設立支援に取り組んでいる。

○Re:C:http://www.tcc117.org/rec/

 たかとりコミュニティセンターが取り組む、多様な文化背景を持つ子ども達によるメディア表現活動。ドキュメンタリー映像やアニメーション作品を制作し

ている。

○FMわぃわぃ:http://www.tcc117.org/fmyy/

 阪神・淡路大震災で誕生した9言語で放送する日本初の多文化・多言語コミュニティ放送局。多文化なまちづくり取り組むNPOセンター「たかとりコミュニティセンター」の中にある。

○MCナム:

 両親が難民として日本に渡ってきた在日ベトナム人二世。日本語とベトナム語のラップでアイデンティティを表現する赤丸急上昇の17歳の青年。

○OKI:http://www.tonkori.com/

 アイヌの血を引く、カラフト・アイヌの伝統弦楽器「トンコリ」の奏者。

○朴元:http://www3.to/santa-mych

 長田マダン出身の韓国打楽器チャンゴ演奏グループ「散打」のメンバー。在日コリアン3.5世。

○趙博:http://www.fanto.org/

 FMわぃわぃの番組「ソリマダン」を担当している浪速の巨人こと、在日コリアンのミュージシャン。

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第一日のプログラム

Mわぃわぃ開局10周年記念企画を前にして、今回の企画の案内をしましょう。

この企画には、いくつかの目的があります。

  1. 多言語・多文化コミュニティ放送局FMわぃわぃの歴史的振り返りと意義を確認しようということです。わぃわぃは、1995年阪神・淡路大震災で在日コリアンが被災した同胞に故郷の言葉で情報や音楽を届けようと、ミニFM放送をはじめました。この活動が一体どういう刻印を残したのかについて、代表の日比野純一さんの基調講演を中心にして、その意義について語り合うことです。
  2. 10年間を経た中で、市民メディアはさまざまな分野へと広がっています。その広がりを全国の取り組みの中から確認していきます。在日外国人、アイヌ、ウチナンチュ、障害者、海外の運動をはじめとしたマイノリティとともに歩むNPO/NGOが自らを表現、発信していくアクションを起こしています。
  3. これらの活動に留まらず、より広い市民の中で市民メディアの実践が広がっていくように交流の輪を広げていくことです。

これらの目的を持って、発信者達と受け手達が震災から10年を迎えた神戸に集い、交流を深め、多文化社会を築いていく輪を広げたいと思います。

11月26日(土)第一部として、以下が開催されます。

午前の基調講演は、わぃわぃ代表の日比野純一さんのお話です。

10年間の思い出を込めて、熱く語ってもらいます。

午後のシンポジウムは、ドイツと韓国からのゲストを交えて市民メディアを海外からの視点を日本との比較を通じてその意義について語り合います。

シンポジウム終了後は、近接した会場で交流会が開催されます。そこでは、ゲスト、参加者、スタッフを交えて、長田や世界の料理をふるまいながら、楽しい語らいのひとときとなります。

我々精華大のポッドキャスティング・グループは、シンポジウム登壇者などには事前にインタビューして、参加者及び遠方の方にもシンポジウムの予備知識を提供するように考えております。できるだけ早く情報をネットにアップするようトライしていきます。

次回のブログでは、第二日の企画について案内致します。

以下が、企画の詳細です。

お申し込みはお早めに。

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10:30-12:00 基調報告「多文化・多言語コミュニティ放送局FMわぃわぃの10年と未来」

13:30-17:00 ドイツ、韓国、日本の市民メディアシンポジウム

      「市民放送と多文化共生」

       *パネリスト:

        ユルゲン・リンケ

          (ドイツ・オープン・チャンネル協議会議長)

          (オープン・チャンネル・ベルリン代表)

        朴 在榮(韓国放送公社KBS「開かれたチャンネル」

             プロデューサー)

        日比野 純一(FMわぃわぃ代表)

       *進行:松浦さと子(龍谷大学経済学部助教授)

17:30-21:00 車座になって市民メディアを語る大交流大会  

             with 世界の料理と飲み物と長田のそばメシ

日 時:第一部:11月26日(土)午前10時30分〜午後5時(午後5時30分から交流会)

    第二部:11月27日(日)午前10時〜午後4時

    第三部:11月27日(日)午後5時〜午後7時30分

場 所:11/26:神戸大学COE 神戸フィールドオフィス(アスタくにづか4番館3階)

    11/27:SITE KOBE(アスタくにづか4番館4階)

     *アスタくにづか4番館:神戸市長田区久保町6-1-1(JR新長田駅から徒歩7分)

定 員:第一部:80名(交流会:100名) 第二部:200名  第三部:200名

参加費:第一部:無料 交流会:3,500円(学生2,500円)

    第二部:1,000円  第三部:2,000円

問い合わせ & 申し込み:

ツール・ド・コミュニケーション

E-Mail tdc@tcc117.org 電話 078-739-5650 FAX 078-739-5655

申し込み専用ホームページ:http://www.tcc117.org/fmyy/forum01/form.html

〒653-0041 神戸市長田区久保町6-1-1-201アスタくにづか4番館

<報告団体・出演者の紹介>

○ドイツ・オープン・チャンネル

 1984年、西ドイツで商業放送開始と同時に始まったオープン・チャンネル。受信料の一部を用い州ごとの運営により高齢者、女性、在住外国人ら多様な市民が自ら制作した番組を自らの責任で放送している。

○KBS「開かれたチャンネル」

 かつては軍事政権、現代は大資本に言論が支配される危機を切実にした韓国で放送法が改正され、公共放送KBSに義務づけられた番組。2001年度から女性団体を皮切りに、労働団体、環境団体、消費者団体など多様な市民が意見を発信している。

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今日から12月9日までタイトルを変更します

しばらく「つつい・めでぃあ」という名称から、「多様なマイノリティによる表現活動の10年」に変更します。

理由は、私や精華大生が一緒になって取り組んでいる以下のイベントに協賛するからです。

それは、神戸・長田区にある多文化放送局「FMわぃわぃ」開局10周年イベント「”多文化な市民メディア”交流のつどいー多様なマイノリティによる表現活動の10年ー」

http://www.tcc117.org/fmyy/forum01/index.html

です。

11月26〜27日に神戸で、12月3日に龍谷大学で開催されます。

神戸大会では、精華大チームは、イベントの模様をポッドキャスティングで発信しようと思い、このサイトを活用します。そのために、12月9日まで、臨時に名称変更いたします。

今年9月、熊本県山江村の「市民メディア交流集会」では、私一人で作業していたのでかなり忙しかったです。しかし、今回は三名で取り組むので、より充実した企画を考えようと思います。

市民メディアの情報発信は、マスメディアとは異なったテーマや方法で取り組むことが必要です。

現場に密着し、参加者や関係者の動きを的確にとらえて、それをタイムリーに届けることができます。

ポッドキャスティングの黎明期において、市民メディアの先進的な試みと記録されるように精進していきたいと思います。

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FMわぃわぃ10周年記念イベント準備会議

本日は、わぃわぃに久しぶりに行った。以前の建物は現在立て替え中なので、一時的に新長田駅付近のビルに移転している。ワンフロアーにいくつかの団体の事務所があり、相互に隣接しているので、交流がしやすそうだ。

それはともかく、イベント関係者には、神戸大学の研究グループが資金と場所を提供し、その他に、龍谷大学、関西学院大学、京都精華大学有志と、わぃわぃその他の関連団体が関わっている。初めての顔合わせだが、てきぱきと確認事項が決まっていき、1時間程度で終了した。その後、付近のお好み焼き屋で食事をしたが、長田のそばめしをはじめて地元で食べた。精華大学が担当するPodcastingの取り組み準備を本格化しよう。

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「難民ナウ!」の宗田さんがさっそくPodcastingを始めた

先週金曜日に、宗田勝也さんにPodcastingの操作方法をお教えしたら、たいそう意欲をお持ちになった。教えている側としては、予想以上に喜んで頂いたことは光栄なことである。しかし、それ以上にうれしかったことがあった。昨日、宗田さんから、Podcastingのサイトをさっそく立ち上げた、という連絡を受けたことである。

ジングルあり、BGMありで、番組担当者らしく構成がしっかりしている。今後のご活躍をお祈りしています。

「難民ナウ!」ポッドキャスト版

http://www.voiceblog.jp/nanmin_now/

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