SA(Sudent Assistant)中心授業は、オンライン化と相性がいい1.

2017年前期から京都工芸繊維大学「リーダーシップ基礎1」を担当させていただいた。最初に少しこれまでの経緯を説明しながら、今期、初めて完全オンライン化した授業を総括したい。


 前任者(津吹達也さん)が、立教大学BLP(ビジネスリーダシッププログラム)で長く非常勤講師を務めていたこともあって、実に優秀なSA(Sudent Assistant)を育成していたので、私の授業もSA経験者のサポートがあることが大きな支えだ。

 また、大学としても初年次のリーダーシップ教育を広げようと旗を振ったこともあり、工学部新入生の中でもリーダーシップ系科目受講者には、グループワークや他との共働をしながら課題を達成していくことに喜びを見いだすことが多いのも大きな助けとなっている。
授業に受講生が意欲的に関わったり、自立的学習者を育てようと思うと、一科目だけでなんとしようと思いがちだが、京都工繊大と同じ事を他大学でしようと思ってもうまくいかない。それは一科目ではなく、新入生の文化として、グループワークや他人との共働が好きな学生がやって来るようになっている。


 もちろん、前任者からこの授業を引き継ぐにあたって、私は二つのことを考えた。

1.2013年から私の授業で実施している、授業を常時公開して、学外からの見学者の参加を認める

2.これも同時期に始めた、学外からの授業ボランティアの導入を実施する

 二つの提案に対して、前任者も当時副学長(現学長)も承諾してくれた。「筒井が担当する授業だから、好きなようにやりなさい」ということだと理解している。
 

 ただ、いざボランティア募集をしようという段階になって、やっかいなことに気づいた。この授業には、少額であっても謝金が払われるSA制度があり、それがうまく機能していた中で、完全にボランティアの授業ボランティアを新たに導入すると、二つの制度の折り合いがつかないのではないかと懸念した。結果的に授業ボランティアの導入は断念して(後期開講のリーダーシップ基礎2で導入した)、SA中心でいくことにした。

 SAは前年度にリーダーシップ基礎1受講生を中心に、後期開講のリーダーシップ基礎2でのファシリテーション研修を経て参加してくれる。この授業を熟知し、またこの授業の運営方法を好み、SAに対するあこがれを持っている存在である。経験的にも能力的にも、この授業をリードするにふさわしい学生である。
 

 今年度も4名のSAが生まれ、4クラスを担当してくれた。 SA四名が3月中に決まったのだが、4月からオンライン授業に変わったことで何ができるかわからなかった。 この大学の授業は、当初二週間授業が延期となりながら、最終的には連休後からオンライン授業に転換すると決まったが、私がどうSAさんと一緒に授業すれば良いかわかっていなかった。 以後、続く

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