京都精華大学授業「グループワーク概論」のプロモーションムービーを公開しました。

京都精華大学授業「グループワーク概論」のプロモーションムービーを公開しました。

http://www.youtube.com/watch?v=-Vm6p50-QX8&feature=youtu.be

【授業目標】
この授業は、対人コミュニケーションをグループワークの手法を使って改善することを目標にしました。

【受講生概要】
人文学部生約40名の受講生でしたが、15週中、最大受講者数は41名で、最小受講者数は30名でした。五月連休直後の授業が最小でしたが、それ以外は平均35名でした。かなり多くの受講生が毎週授業に出席していました。選択科目なので、2〜4年生の中で、グループワークが好きな学生は2割くらいでしたが、逆に、人見知りだという学生も2割くらいいました。

【授業協力者】
この授業には、教員と一緒に授業を創るボランティアの社会人・学生3名が半年間関わっていました。開講前から授業運営やシラバスの検討をおこない、15週間授業準備や本番での授業にも関わっていました。授業協力者をCT(Creative Team)と命名しました。授業に創造的に関わり、教員と学生をつなぐ役目を担いました。

【見学者】
この授業に関心のある他大学教職員、キャリアカウンセラー、人材研修講師、高校教員、教育産業職員など、大学教育や人材育成の専門家が週平均5,6名が見学に来られ、半年間で延べ95名の見学者に来ていただきました。
見学者は、授業を観察するだけでなく、学生グループの中に入ってテーブルファシリテーターを務めたり、学生の意欲喚起に関わっていただきました。

【授業直後の振り返り会】
毎週の授業終了後には、教員、CT以外に、見学者や学生有志も加わって、授業の感想を述べ合う振り返り会を毎週開催しました。当初は30分間でしたが、終盤になると学生が多数参加してきたので、最大90分間おこないました。あくまでも学生は自主参加なので、自発的に関わっていました。
振り返り会終了後には、教員とCTは、翌週の授業準備をしたのですが、そこにも学生が頻繁に参加してきました。最大6名の学生が参加しましたし、見学者も参加して頂きました。

【見学者による授業振り返りを三度実施しました。】
教員・CTが退席した中で、見学者と受講生とで、授業の振り返りを実施しました。授業提供者である教員・CTがいない中で、受講生が授業の課題について話し合いました。学生からのコメントはすべて匿名を前提にした上で、見学者経由で教員・CTに結果を伝えられ、翌週最初に教員から返答しました。

【来年2月FDフォーラム分科会で、教員・CT・見学者がこの授業について発表します。】
大学コンソーシアム京都主催のフォーラムは、全国から千名以上の参加者が集まる、わが国最大のFDイベントです。その分科会で、この授業関係者が趣向を凝らした視点から問題提起やワークをおこないます。
http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?co=cat&frmId=2764&frmCd=8-1-2-0-0

【来年度も同様の授業を実施します】
来年度前期グループワーク概論でも、同様の企画を実施予定です。
大学の授業を教員と一緒に創ってみたいという社会人・学生の方や見学をしてみたいという方は、是非ご連絡ください。

CT(Creative Team)募集は、後ほどおこないますが、まずは今年度実施している非常勤先の授業に見学に来ていただけるとありがたいです。

この件について、お問い合わせがあれば遠慮なくどうぞ。

では、よろしく。

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