【オンライン授業見学者募集! 授業を複数名で担当すると、可能性が広がるー大谷大、京都工繊大の授業を担当してー】

私の授業では、6年前から教員以外の人と一緒に授業を創っています。

ティームティーチングという教員複数名での取り組みとはちっと違いますが、発想は同じ。主担当教員はいますが、他の方は一緒に創れる方だったら、誰でも可能です。

こんなアバウトなことで本当にできるんですか?

質保証はどうするのですか?

と学会では散々言われますが、ほぼ大丈夫。

「ほぼ」という曖昧さがが嫌な人がお一人で頑張ればいい。大学で教える人は、専任教員、非常勤講師、ゲスト講師など素晴らしい方ですが、いずれも謝金が発生します。金銭関係でないと大学教育が維持できないとすれば、ちょっと残念。

「お金をもらうことは大切だけど、同時に、大学でやりがいをいかせることも大切だ」と思う方々がおられることは、私が6年前に問いかけて始めていることがわかった。それまでは誰もそこを意識していなかった。

「お金をもらってないとすれば、無責任が生じるのでは?」と懸念される方もおられますが、「お金をもらわなくても、15週教員以上のことを実現してくれる人」のやりがいを実現しています。

もちろん、やりがい搾取にならないように、勤務時間もできるだけ限定しています。

大谷大学の授業は、対面授業ですが、三密回避と密なグループワークを実現するために、オンライン授業を実施しています。

教室には、教師以外誰もいません。対面授業との調整もしているので、特にクレームはないです。

オンラインボランティア以外にもオンライン見学者も来てくれています。あちこちの大学からも来ていただいていますが、不登校中の小学生も毎週来てくれています。

小学校には通わない小学生が、大学の授業に来てくれているのはすごくないですか?

授業内容も小学生でもわかるようにしていますが、グループワークで小学生をどう生かすかは、そこにいる大学生や見学者の仕事だと思います。これによって大きな変化がこれから生まれます。まだまだオンライン授業になれていない大学生もいますが、それは経験を積むことで解消されるはずです。

夕方に開講する京都工芸繊維大学の授業もオンライン授業です。

3名のオンライン授業ボランティアが授業を進行されていますが、ギリギリまで自分の仕事をやっているためにいつもヒヤヒヤですが、そこを越えていくことが面白い。

前期は二年生がSAとなって進行していましたが、後期は学外のボランティアが進行しています。するとどうしても学内のことがわからないので、学生ボランティアの協力を仰ごうと呼びかけました。すると、さっそく二名の学生がボランティアに名乗りを上げてくれました。

彼らは既に前期から、ZoomやSlack、Moodleなどを使っているので、学生とボランティアをつなぐ重要な役目を担ってくれます。

「授業は教員一人でやるもんでしょう」

「学外から協力してもらうときには、お金が前提」

と固定して考えるとすべては止まります。

コロナ禍前からやっていたこの授業ですが、オンライン授業になることでさらにやりやすくなっています。

残念なのは、見学者が持ってきてくれるお菓子がないことですが、別の楽しみを見つけ出しましょう。

今週は早々と見学者募集です。

以下からお申し込みください。https://peatix.com/event/1664851/view

募集対象は、以下の二大学です。

■大谷大学「大学の学びを知る」(一年生向け)

オンライングループワークや学びの入門  

日程:毎週水曜日    

時間:午前10時40分〜12時10分

授業ボランティア:つたにみかこさん、佐治佳代さん、油谷拓哉さん

■京都工芸繊維大学「リーダーシップ基礎2」(一年生向け)      

来年前期リ基礎1SA(Student Assistant)希望者や新入生のファシリテーション研修  

日程:毎週水曜日 

時間:午後5時50分〜午後7時20分

授業ボランティア:Emi Doyleさん、はせがわゆうきさん、齋藤みずほさん

■授業形式  京都工繊大・大谷大ともにオンライン授業なので、どこからでも参加可能です。ZoomURLは近づいたら参加者にお知らせしますが、拡散はしないでください。

■撮影許可 告知用として、参加時の撮影する可能性がありますので、ご容赦ください。

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大学の授業を毎週水曜日オンライン中継。見学者募集!

先週から始まった後期授業ですが、前期と同様に、毎週水曜日オンライン中継しています。

対面授業は、そもそも授業を教員一人ではなく、チームで授業を作っていくはずでした。それがオンライン授業になっても、教員一人で授業を担当することになっています。

私は、6年前から、学外から募集したボランティアと一緒に授業を作っています。それを学外の方に見てもらえるように、見学者も常時募集しています。

今年はオンライン授業になったことで、さらに遠隔地の方の参加が増えました。授業を外に開くことで、学生の学びの変容が起こればと考えています。

オンライン授業についていろいろ議論がありますが、授業終盤の完成形ではなく、発展途上の段階から一緒に創り上げることが出来ればと思います。毎週水曜日よろしければ、見学にお越しください。

■オンライン見学者受付方法以下の授業を毎週公開していますので、オンライン見学者を募集します。10月7日授業の見学受け付けはここからです

以後毎週受付サイトで募集します。Facebookでも告知しています。

■学生への接し方見学者は、学生の話を傾聴してくださるようにお願いします。


■見学募集対象は、以下の二大学です。

・大谷大学「大学の学びを知る」(一年生向け)

オンライングループワークや学びの入門

日程:毎週水曜日時間:午前10時40分〜12時10分

授業ボランティア:つたにみかこさん、佐治佳代さん、油谷拓哉さん

・京都工芸繊維大学「リーダーシップ基礎2」(一年生向け)

来年前期リ基礎1SA(Student Assistant)希望者や新入生のファシリテーション

研修日程:毎週水曜日時間:午後5時50分〜午後7時20分

授業ボランティア:Emi Doyleさん、はせがわゆうきさん、齋藤みずほさん

■授業形式  京都工繊大・大谷大ともにオンライン授業なので、どこからでも参加可能です。ZoomURLは近づいたら参加者にお知らせしますが、拡散はしないでください。

■撮影許可 告知用として撮影する可能性がありますので、ご容赦ください。

■問い合わせ先大谷大学・京都工芸繊維大学非常勤講師 筒井洋一

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9/30から、「教室に来てはいけない対面授業」実施します。オンライン授業見学者募集中!

後期の大学の授業が始まっています。私も今週から授業が始まりました。

ある大学の授業は、対面授業なのですが、「教室に来てはいけない対面授業」を実施します。

対面授業と言えば、「教師」と「学生」が「教室」で学ぶものという前提がありますが、この前提はコロナ禍で崩れたと思います。もちろん、学びの場ですから、教師も学生もいます。

私は、以前から教室に限らない、社会のいずれでも起こる学びの場が大切だと言ってきました。コロナ禍になって、対面授業からオンライン授業に移行するにあたって、これまでのリアルの場からオンラインの場へと広がってきたと思います。

後期授業は、対面授業になる大学も増えていますが、以前の対面授業をそのまま実施するのではなく、オンライン授業で広がった学びの場をどのように対面授業に生かすのかを考える必要があります。

もちろん、以前のような対面授業をされる方も一生懸命考えて実施されるのですから、それは尊重したいと思います。対面で出会った話したいという気持はよくわかります。ですので、たとえ、クラスターが起こってもそれを責めるようなことはしてはいけない。

私は、コロナ禍でおこなわれたオンライン授業の中で再発見した、教職員・学生の生命や健康を守る中でこそ学びの場が存在することを最優先したい。

健康を守る中で、学びの場を開くためには、教室に集まらないで学びの場を作ることです。

つまり、「教室に来てはいけない対面授業」です。

教師の私は教室にいます。しかし、学生は教室にはいませんが、オンライン参加しているのでオンライン上で授業が行われています。

オンライン上であれば小人数の密なコミュニケーションも気兼ねなくできます。前期にもそれを経験したので実証済みです。

後期も大学に正式に承認をもらって実施します。この大学ではこの形式でやりますが、別の大学では完全オンラインの授業を実施します。

さらに、私の授業の場合、「教師が教えない授業」を実施します。

 その代わり、学外からの授業ボランティア中心で授業をおこないます。

どんな授業なのか興味がわいた方は、9月30日から始まる授業にオンライン参加下さい。

水曜日午前中と夕方におこないます。以下から申し込めます。https://peatix.com/event/1642429/view皆様、お待ちしています。

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【対面授業でも、生命と健康を守ることが一番】

後期の授業が対面授業か、オンライン授業かはいろいろありますが、半年間オンライン授業をやってみて、オンライン授業にできるところはやっていけばいいと思います

昨日の私の書き込みが
【対面授業でもオンラインでやれますよ】
となっているのに、何も語ってないとの指摘があったのでここで語ります。

私が非常勤講師を務める大学の授業は、オンライン授業で行くという大学の決定が知らされて現在をその準備をしています。

しかし、「対面授業で行く」という大学もあるので、教務課を通じて、私の考えるオンライン「対面授業」で可能かどうか尋ねました。

大学側が対面授業にするという決定の理由は書いてないですが、対面授業では三密回避、密なグループワークは回避するようにとのことです。

コロナ禍に対応するためには、教職員・学生の命と健康を守ることは最優先にすべきなので、対面授業でもそれを第一の優先順位にしたいです。
ですが、同時に、密なグループワークができないとすれば、それは授業目標を達成できないことになるので可能な道を探りました。

以下の方法は、大学の教務課を通じて、副学長の許可を得ました。

後期授業では、私は毎週教室に通います。受講生は対面授業なので初回は教室にやって来ます。そこで、私は学生に説明して、
「次回から学生は教室に来ないこと」
「学内か学外、自宅などはまったく問わないので、オンラインで授業に参加して欲しい」
とお願いします。


 
もちろん、「どうしても教室に来たい」という学生がいればそうしてもいいですが、その代わりハウリングなどの対策を講じて欲しいとお願いします。

私の授業の前の授業が対面授業であって私の授業に遅れそうであれば、開始時間を遅らせます。

後期授業にオンライン授業に入れる通信環境やデバイスが準備出来ない学生がいたとしたら、前期授業ではどうしてオンライン授業に参加できたのかを尋ねます。

「後期は対面授業だと思っていた」という返答があるかもしれませんが、今問われているのは、コロナ禍がどうかではなく、これからの大学の授業や卒業後の就職時にオンライン対応ができなければ、本人にとって大きな負荷となります。よって、後期授業にオンライン参加できる努力を一緒にしていくことになります。

私の授業は、三密回避と密なグループワークを実施します。
教員は教師にいますが、学生はすべてオンライン参加です。
オンラインで学生は密なグループワークを実施します。

こうした対面授業は、既に前期授業でも実施済みで、なんのトラブルもなかったです。

教職員・学生の健康を守りながらも、密なグループワークをするならば、この方法しかないと思います。

京都の大学の授業を一緒に創るオンライン授業ボランティア募集します!
http://tsutsui-media.net/?p=3650

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京都の大学の授業を一緒に創るオンライン授業ボランティア募集します!

私が非常勤講師を務める京都工芸繊維大学と大谷大学の授業において、 教員と一緒に授業を創るオンライン授業ボランティア(複数名)を募集します。

オンラインですので、いずれの専門、地域、属性、性別など問いませんが、 長年の専門家でない方がありがたいです。


四月に入って、多くの大学ではこれまでの対面授業からオンライン授業へと変わりました。そこでの混乱は 多くの波紋を呼びました。けれども、私は、オンライン授業は四年前から続けており、コロナ禍の悲惨な事態は憂慮しつつも、教職員、学生などの健康を大切にしたオンライン授業への転換は必要なことだと思います。前期授業が完全オンライン授業になってやれることは多いと感じています。

しかし、私の授業の特徴は、オンライン授業だけではありません。
2013年から、私の授業を学外から募集した授業ボランティアと一緒に創ってきました。
授業ボランティアが中心になって、授業を進めていきます。そこには、学外からやってきた授業見学者も来ています。過去6年間で、のべ37名の授業ボランティアと、のべ1700名以上の見学者も来て、学生の学びの同伴者として取り組んで来ました。


後期ももちろん、オンライン授業です。


そこで、授業ボランティアもオンラインで参加する方々を募集します。9月終わりから授業が始まりますので、できるだけ早くボランティアを希望される方はご連絡下さい。ボランティアを実際にするかどうか決断できない方もご相談下さい。


では、お待ちしています。


募集対象は、以下の二大学です。
授業ボランティア:各大学毎に、2〜3名 募集期限    :授業開講前ですが、事前準備があるので、できるだけ早い方がいいです。
■大谷大学「大学の学びを知る」(一年生向け)      オンライングループワークや学びの入門  日程:9月23日(水)から15回(年末年始など休講)    時間:午前10時40分〜12時10分(事前事後の打ち合わせあり)


■京都工芸繊維大学「リーダーシップ基礎2」(一年生向け)      来年前期リ基礎1SA(Student Assistant)希望者や新入生のファシリテーション研修  日程:9月30日(水)から15回(年末年始休講)  時間:午後5時50分〜7時20分(事前事後の打ち合わせあり)


■授業形式  京都工繊大 オンライン授業  大谷大   対面授業ですが、教室にいるのは教師だけで、学生はすべてオンライン参加なので、        実質的にオンライン授業

備考:オンライン授業見学者は、追って募集します。  

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SA(Sudent Assistant)中心授業は、オンライン化と相性がいい1.

2017年前期から京都工芸繊維大学「リーダーシップ基礎1」を担当させていただいた。最初に少しこれまでの経緯を説明しながら、今期、初めて完全オンライン化した授業を総括したい。


 前任者(津吹達也さん)が、立教大学BLP(ビジネスリーダシッププログラム)で長く非常勤講師を務めていたこともあって、実に優秀なSA(Sudent Assistant)を育成していたので、私の授業もSA経験者のサポートがあることが大きな支えだ。

 また、大学としても初年次のリーダーシップ教育を広げようと旗を振ったこともあり、工学部新入生の中でもリーダーシップ系科目受講者には、グループワークや他との共働をしながら課題を達成していくことに喜びを見いだすことが多いのも大きな助けとなっている。
授業に受講生が意欲的に関わったり、自立的学習者を育てようと思うと、一科目だけでなんとしようと思いがちだが、京都工繊大と同じ事を他大学でしようと思ってもうまくいかない。それは一科目ではなく、新入生の文化として、グループワークや他人との共働が好きな学生がやって来るようになっている。


 もちろん、前任者からこの授業を引き継ぐにあたって、私は二つのことを考えた。

1.2013年から私の授業で実施している、授業を常時公開して、学外からの見学者の参加を認める

2.これも同時期に始めた、学外からの授業ボランティアの導入を実施する

 二つの提案に対して、前任者も当時副学長(現学長)も承諾してくれた。「筒井が担当する授業だから、好きなようにやりなさい」ということだと理解している。
 

 ただ、いざボランティア募集をしようという段階になって、やっかいなことに気づいた。この授業には、少額であっても謝金が払われるSA制度があり、それがうまく機能していた中で、完全にボランティアの授業ボランティアを新たに導入すると、二つの制度の折り合いがつかないのではないかと懸念した。結果的に授業ボランティアの導入は断念して(後期開講のリーダーシップ基礎2で導入した)、SA中心でいくことにした。

 SAは前年度にリーダーシップ基礎1受講生を中心に、後期開講のリーダーシップ基礎2でのファシリテーション研修を経て参加してくれる。この授業を熟知し、またこの授業の運営方法を好み、SAに対するあこがれを持っている存在である。経験的にも能力的にも、この授業をリードするにふさわしい学生である。
 

 今年度も4名のSAが生まれ、4クラスを担当してくれた。 SA四名が3月中に決まったのだが、4月からオンライン授業に変わったことで何ができるかわからなかった。 この大学の授業は、当初二週間授業が延期となりながら、最終的には連休後からオンライン授業に転換すると決まったが、私がどうSAさんと一緒に授業すれば良いかわかっていなかった。 以後、続く

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ニューノーマル時代における対面授業の提案

これまで対面授業が大半だった日本の大学教育でも、コロナウイルス拡散(それ自体は大きな問題出るにしても)によって迫られたオンライン授業化であったが、これは学生や教職員の生命・健康を守ることを第一の優先順位において、わが国の教育において初めての経験だった。健康を守ることを第一優先にした大学教育は、誰しも健康でなければ、安心して学べないことを明確に宣言した。

 しかし、対面授業からオンライン授業への転換を経て、6月から始まった自粛緩和措置によって再度対面授業に回帰する大学があるが、対面授業に回帰する場合には忘れてならない原則がある。それは、教職員・学生の生命と健康を守るということだ。それは対面授業かオンライン授業かという選択肢ではなく、オンライン授業では当たり前にやっていることが、なぜ対面授業になると失念するのかと思う。


 それについては、自分の経験から、ニューノーマル時代における対面授業の一つを提案したい。

 地域を基盤にした公立学校とは違って、大学に通う学生、教職員の通学エリアは軽く県境を越えてしまい、コロナ災禍に伴う国民の移動自粛にともなう大学登校禁止は必要な措置だった。しかし、6月になって、政府の自粛緩和に伴って、大学でも対面授業を復活させるところも出てきた。最初は対面授業とオンライン授業の併用という措置であっても、やがてオンライン授業は、対面授業の都合に左右されることとなった。

 たとえば、対面授業が後にある場合、前の時間にオンライン授業を受講していると、対面授業に遅刻する学生がいるので、早めにオンライン授業を終わらざるを得ない。逆に、オンライン授業の前に対面授業があった場合には、オンライン授業に遅刻する学生がいることは頭に入れる必要がある。  対面授業かオンライン授業かどちらが優先されるかではなく、受講する学生がどちらも出やすいようにするために工夫をしないといけないことだ。

 それはともかく、多くの教員は、とまどいながら始めたオンライン授業よりも、慣れ親しんだ対面授業に回帰することを望んだ。ただし、まだコロナ騒ぎが収まらない中ではただ対面授業に戻るとは言えない事情もあったので、対面授業の三密回避策を取るというものであった。教室内の密集を緩和し、複数の教室に分散するなどの措置を取りながら対面授業を実施していることになった。

 私が担当するある大学の非常勤授業では、対面授業に回帰することが求められることになった。そこでは、教室の三密回避策を求められる中で、対面授業での少人数のグループワークを回避する事があった。  ある意味、大学教育の改革を進めているアクティブラーニング系、グループワーク系の授業にとって、対面でのグループワークを制限されたことは大きな痛手だった。そこで、4月には、そうした授業を推進していた大学教員が、オンライン授業ではグループワークができない、オンラインでの学生はなんの反応もなくて授業がやりにくいという不満を表明することになった。


 対面授業で三密回避のグループワークは可能か?

 いや、どのようにすれば可能になるのか?

 自粛緩和の動きになってこうした議論が盛んになり、対面授業の枠内で努力することとなった。

 私は、ここで考えるべきは、対面授業自体ではなく、その前にオンライン授業をした経験から対面授業を構築すればいいのではないかと思う。
オンライン授業から継承すべき事は何か?
オンライン授業は対面授業で前提としていた教室というスペースから解放されたことに特徴がある。
 

対面授業では、教務課を中心とした職員と教務委員会などの授業運営を担当する教員が、授業担当者の教員、受講する学生数、授業を可能にする教室数とを見比べながら教室を割りあてていた。
 

 しかし、オンライン授業だと、教室というスペースの制限がなくなる。(もちろん、だからこそオンライン授業になると教室のスペースに制限される学生を収容可能になるという話しは別の議論だ。私は、対面授業での大規模授業をオンライン授業になって、そのまま一人の教員が担当することは好ましくないと思っているが、それはここで扱わない。)
オンライン授業だと、教員・学生ともに、教室にとらわれず、どこから参加しても構わない。 しかし、対面授業に回帰すると、再度、教室という制限が復活して、教室内でしか授業してはいけないことになっている(別の教室に分散することもあるにしても、教室ということが前提になっている)。これは、オンライン授業で教室から解放されたことを対面授業になって復活にしたのではないか、と思う。

オンライン授業=スペースにとらわれない

対面授業   =教室

が暗黙の前提となっている。
 

では、対面授業で、教室にとらわれない授業を実現する道は何か?

いろいろ議論があるにしても、私は次のように実践している。
教員は大学に出講して欲しいとなっているので、出勤し、時間になれば教室に行くが、教室には、誰も学生は来ない。 それが以下の写真である。



では、学生はどこにいるのかというと、彼らはすべてオンラインから授業に参加している。Zoomで授業をおこなって、グループワークはブレイクアウトセッションで実施しているので、三密は無縁であり、じっくりグループワークが可能になる。授業外でもグループで打ち合わせする場合には、メンバー同士で可能な方法を使ってもらっている。授業では、3,4名のグループで動画作品の制作という課題を提出することが課題である。


私が、対面授業でありながら、オンライン授業の形式を取ったことには理由があった。 この大学では、オンライン授業から対面授業に転換する中で、履修者は大学に通学してもいいし、通学しない学生も受講できる授業を準備せよとのことだった。 実際に、遠方から来る学生からは通学できないという申し出があった。 また、対面授業に転換する初回の授業において、フェイスシールドを付けた学生がいて、 グループに分かれた後互いに自己紹介する際に、フェイスシールド越しに実施しているのを見て 対面ではやってはいけないと実感した。 教室での授業とオンラインの授業を一緒に進行させるのは難しいし、逆に別々にする手間もかかりすぎる。


そこで、私は学生に次のように言った。

「私の授業は、教室に来なくてもいい授業です。教室に集まると、三密などでいろいろご心配でしょう。 でも、不安感を抱えたまま学ぶことはできません。オンライン授業では誰も三密に対する不安感を抱いて なかったと思うので、対面でも不安感を抱かない授業を実現したいと思います。

 もちろん、他に対面授業がある場合には、通学してきますが、教室には来ないで、学内のどこかWifiが快適に使える場所を探してください。大学でも準備してくれていますが、自分で試してみて使いやすい場所を決めて下さい。通学しないで他のオンライン授業を受ける学生は、自宅でも学外のどこかからWifiで授業に参加下さい。学外からオンライン授業を受ける学生が決して不利にならないようにします」


こういう授業を進めようとすると、さっそく反論がやってくる。 授業終了後に、教務課からクレームが来た。

「この大学では、リアルタイムの授業は禁止されているので、Zoomでの授業はやめてほしい」 とのこと。

受講生にどこから授業を受けるのかを尋ねてみたら、大学周辺に住んでいる学生は、学内のWifiを使わず 自宅から入っていた。学内のWifi設備が貧弱なことを知っているので、それに依存しようとしなかった。教師の私もポケットWifiで授業しているので、大学のネットリソースは使っていない。

れを元に教務課に対して、

「通学している受講生も、通学しない受講生も一緒になってグループワークをするのはこの方式しかないし、そもそもリアルタイムの授業が禁止されていると言っても、大学のリソースが貧弱なためまったく使ってないので禁止する理由もないのではないか」

と告げた結果、教務課も納得したようなので、そのまま実現することになった。


 8月初めまで対面授業のオンライン授業は継続するが、6月から対面授業に転換しても、5月にオンライン授業に参加している学生ばかりなので特にクレームもなく順調に進んでいる。


 質問したい学生は、オンライン授業退出前に教員に質問すればいいし、学内にいるならば、授業中に教室に来ればいい(初日に一人だけ来たが、それ以後誰も来ていない)。
コロナをきっかけに始まったオンライン授業であるが、それによって苦しむことと同時に新しい教育を生み出すきっかけになる。


私がやってきたことが自分の所では無理だとか、できない理由ばかり並べることは無益です。実際に実践した重みを元にして提案しています。

皆様からのご意見を歓迎します。

追記 写真の光景は、ある教室で対面授業をしている様子です。教室には学生は誰もこないですが、オンラインには全員出席しています。私のパソコンには誰も学生が映っていないのは、Zoomのブレイクアウト中で、学生はブレイクアウトルームでチームでグループワークをおこない、私は一人メインルームでホストをしている図です。

誰もいないように見えますが、学生全員オンラインで出席しています。

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オンライン授業ボランティア募集1,2名! 京都工芸繊維大学「リーダーシップ基礎1」オンライン授業を一緒に運営しませんか?

京都工芸繊維大学「リーダーシップ基礎1」では、5月から始めたオンライン授業を7月最後の授業まで継続することにしました。

この授業は、非常勤講師の筒井以外に、専任教員と統括教員が関わり、そこに昨年の履修生から選ばれたSA(Student Assistant)4名が授業運営をおこなっています。その中でも、能力も行動も優れたSAを中心に授業を運営しています。受講生は100名程度で、オンライン見学者も30名くらいいて、140名くらいのオンライン授業です。 授業の中心は、Moodleという非同期のオンラインツールでのやりとりが主で、Zoomはあくまでも補助的な手段です。
既に授業も4回を経て、受講生(1年生)は、4クラス25班に分かれて、今後行われる、 クラス内の中間発表、クラス発表、そして全クラスから選ばれた全体発表に向かって準備します。
教員は、クラス内のことには責任を持ちつつも、受講生班内の議論には、オンライン見学者にも協力してもらって、進めています。
今回、既に専任教員、SA、オンライン見学者がいる中で、なぜ新たにオンライン授業ボランティアを募集するのは理由があります。
この授業では、三年前から部分的にZoom中継したり、授業見学者を受け入れていましたし、 後期のリーダーシップ基礎2では授業ボランティアを受け入れていたので、今期にボランティアを受け入れることが可能です。
また、探求型学習のオンライン授業をおこなっているので、そこでの運営の仕方を見ていただくことで、ご意見をいただきたいと考えています。
そこで、オンライン授業ボランティア1,2名を募集します。
ボランティアの方には、以下の関わり方をお願いします。 1.下記に予定しているオンライン授業にはできるだけ参加してください。 2.事前準備の会議にもできるだけ参加してください。 3.運営スタッフ間でのやりとりをSlackでしていますので、そこにご参加くさい。
6月11日5-6限 クラス中間発表 6月25日5-6限 クラス発表 7月 9日 5-6限 全体発表 ゲスト講師(ゲスト:佐々木圭一)

以上のような条件ですが、見学希望者は、是非お申し込みください。

授業の詳細は以下です。
授業の概要 授業科目:「リーダーシップ基礎1」 授業時間:木曜日 5限(午後4時10分〜5時40分) 6限(午後5時50分〜7時10分)     ただし、公開時間は以下の予定(Zoomでの交流となります)       5限(午後4時10分〜40分程度)       6限(午後5時50分〜40分程度)  ただし、5,6限の時間もクラス毎の判断に従います。
現在は、4クラスに分かれて、さらに1班5,6名の班活動が中心です。いずれのクラスも公開可能です。 担当者: 1クラス: 教員 大谷章夫 先生、田中一晶 先生 SA  藤居 怜那(応用生物学)
2クラス:公開可能 教員 寺澤昇久 先生、小島紘太郎 先生 SA  三城史裕 (情報工学)
3クラス: 教員 神澤克徳 先生 SA  梅崎 達 (機械工学)
4クラス:公開可能 教員 筒井洋一 SA  小場一平 (応用化学)

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【5/21 京都工繊大「リーダーシップ基礎1」オンライン受業見学者募集!】

三年前からオンライン授業を経験し、同時に、担当教員や昨年度履修生によるSAなどで学部横断的な授業担当者がいて、Zoomのテクニカルサポートと連携しながら授業をしています。

先週は、ゲスト二名が入った授業でしたが、今週は4クラスに分かれたチームビルディングと課題探求型授業です。 要は、課題からテーマを出し、それをチームで探求するオンラインPBL授業です。

受講生は100名程度ですが、授業提供側も10名いますが、学外からオンライン見学者を30名募集します。 見学者は、学生に対しては傾聴を基本にして、学生自身のやりとりを見守ってください。 同時に、授業に対する感想を寄せていただくことをお願いいたします。

つきましては、希望者は以下からお申し込みください。 https://peatix.com/event/1489339/view

希望者が一般になると、募集を終了します。 では、お待ちしています。

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【5/14 京都工芸繊維大学「リーダーシップ基礎1」オンライン授業見学者募集!】

6年前から、大学の授業に見学者を受け入れて、三年前からはZoomによるオンライン見学者も募集してきました。

今期は、大学の承認を得て、完全オンライン見学者を募集します。

以前からZoomで授業公開しているので、完全オンラインになっても大きな変更はないですが、授業公開するための手続きなどが煩雑だったので、細かな対応はせず、そのまま見てください。

授業は、学生が自立的な学習者となるためなので、オンライン見学者は「傾聴」を基本にお願いします。

5月14日は、ゲスト登壇の会です。
ゲストを迎えながら、どのようにオンライン授業をおこなうのかの一つの挑戦です。

来週以後は、さらに変わっていきます。

見学者の方には、後に、フィードバックをいただきますので、それもお忘れなくお願いします。

では、希望者は以下からどうぞ。定員30名です。

5月14日 京都工芸繊維大学「リーダーシップ基礎1」オンライン見学者募集

https://peatix.com/event/1486545/view?fbclid=IwAR0PE6OTa_nPOOS-Kjv5DVKC5vxS9IVX2oCO-kGm5XFadgg4oK-T4ot1ymo

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