【高大連携授業「まるっとーく in 久美浜高校」】前日

本日は、京都府最北部の公立高校の久美浜高校に来ています。

大学生X高校生X地域の連携をスローガンにしている、
高大連携授業「まるっとーく」前日の準備です。2016-02-10 16.00.54 2016-02-10 16.01.47

京丹後市から提供されたバスで、京都市から久美浜高校に行き、
学生同士の自己紹介から初めて、
まもなくやってくる高校生をどのように迎えるのかをリハーサルしています。

大学教員が高校生に向けた出前講義ではなく、高校生の二、三年上のロールモデルとしての大学生12名が高校生とどのような対話をするのかです。

久美浜高校との授業は二年目なので、昨年よりもさらにバージョンアップしてより連携の深まりを試行しています。

まもなく高校生がやって来ます。2016-02-10 15.58.47 2016-02-10 15.59.55

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2015年後期「情報メディア論」最終週が終わりました

2013年前期から3年間続けてきた「情報メディア論」が2月1日最終週を終えました。

学生の学びは、外に開かれた学習環境でこそ一番学べるという「オープンでフラットな学び」を合い言葉にして、学外の多数の方々の協力の下に進めてきました。

授業見学者としては、2歳の子供さんから、前期は90歳の母までがやって来ました。2月1日には、東京大学の院生、京都大学の管理職(予定)、大阪大学の教員、マンガ家&教育工学者を初めとして、大学教員、高校教員、カウンセラー、日本ファシリテーション協会会員、教育企業社員、NPOメンバー、ビジネスコンサルタントなどなど、社会の中でのコミュニケーションや教育の専門家が25名以上見学に来られました。東京や名古屋からも参加してくださいました。3年間で、のべ見学者が800名近く、25名の授業協力者(Creative Team; CT)が関わってくれました。

私と一緒に授業を支えてくれた、今期のCT3名(川崎 信明さん、五島 優子さん、荒川 隆太朗さん)の献身的な努力で、15週の授業を全うしました。これまでで一番困難なかで、かれらは見事にやり遂げてくれました。素晴らしいメンバーと一緒にできたことは本当に光栄でした。もし彼らの成長があったとしたら、それは彼ら自身の努力の賜物だと思います。私はその側にいられて光栄でした。2016-02-01 21.56.53-2

授業開始の頃に戻りますが、10月から始まった授業を設計をする際に、かれらの意向を前提にする中で進めてきました。もちろん、授業開始当初はこちらからかなりの希望を伝えましたが、8週目からは完全にCTさんの世界でした。これまで授業設計した経験のないメンバーばかりでしたが、吸収力はかなりのもんでした。

第15週は授業全体の振り返りでした。普通は90分の授業時間の内で私が担当するのは最初の10分間なのですが、この時には、後15分間私にほしいとお願いし、認められました(過去に認められなかった経験があったのでとてもうれしかった)。

でも、この時間をファシリテートするのはかなり勇気がいりました。やり方は、15分間に、学生自身が表現したいことを自分で前に来て話す。これだけです。でも、周りを気にせず、自分の中から湧き出る気持ちをひたすら他の学生や見学者に伝えることは難しい。そして、この場を創る私にとっても難しかったです。ここ三、四週間、私はひたすら学生が自分の言葉で表現できるようにひたうら念じ続けていました。2016-02-01 14.58.17

結果的には、当日初めて来た見学者にも学生の語る姿がとても感動的で、思わず涙が出たという発言が続くことになりました。教師が教えるのではなく、学生自身がどう学んだのかを体現する時間でした。ここでの学生の姿がリフレクションの極致だと思いますし、アクティブ・ラーニングの究極の形です。私は、この15分間をしたいがために、15週間の授業をしていたといって過言ではありません。この場に同席してくれた学生やCTさん、そして見学者の皆さんとめったにない機会を体験することができました。

授業後には、家族の強力な支えの元に、拙宅での懇親会でした。8畳二間に30名以上の参加者を詰め込んだのですが、なんとか入るもんです。ただ、さすがにこの人数だと準備した料理はすぐになくなってしまいました。やはり家族で準備する限界のようです。

なにはともあれ、懇親会が終わってCTさんが帰る時にはさすがに涙が出て止まりませんでした。彼らなしには始まらない授業を背負うという重圧をはねのけてやりきったかれらの勇姿をいつまでも見続けたい気持ちが止まりませんでした。ありがとうございました。

ということで、今年度の授業は終わったので、来年度の授業準備を始めています。

来年度前期は、さらに挑戦的な試みをします。

私の授業ではなく、私が尊敬している他の方の授業に関わります。
他の方とは、関西大学商学部の長谷川伸さんの授業です。

CTを新規募集しますし、見学者も募りますから、枠組みは変わりません。

でも、関大だと大阪の交通至便の場所にありますし、非常に見学しやすいと思います。

詳しくは以下をご覧頂くとしても、ひとまずこれで一区切り尽きました。これまで関心を持って頂いた皆さんに感謝すると共に、
3年間、私と一緒に取り組んで頂いたCTさんには心からお礼申し上げます。IMG_9490

https://www.facebook.com/events/1050103555040999/

また、3年間の授業を分析した書籍もありますので、是非ご購読ください。

筒井 洋一、山本 以和子、大木 誠一編著
『CT(授業協力者)と共に創る劇場型授業―新たな協働空間は学生をどう変えるのか』
東信堂、2160円

今度は関大でお会いしましょう!CT本

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【アクティブ・ラーニングの現場:大学編】【情報メディア論第14週】

本日は成果発表の日でした。

大雪の予報もはずれて、天候もいい中で実施できました。

発表は、これまでのプロセスの中ではそれなりの工夫があったと思います。

今後は、より社会に近い形を想定した実践が必要だと思います。

見学者も16名も来て頂き、
授業後の振り返り会にも見学者が15名に学生も6名、CTと教員という陣容で取り組みました。

2月1日(来週)は、いよいよ最終週です。

これまでの15週を振り返って授業で学んだことを捉え直し、未来へ向けた歩みを確認します。
授業後にも懇親会が開催されます。
では。

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1月 31 Learning Workshop Lab1月例会    「学校・大学」と「社会」の はざまで必要な学びとは?

6月〜10月まで開会開催していた例会ですが、例会後にはオーガニック料理・ワインが大好評でした。

「町家のワークショップもいいですが、その後の料理やワインが楽しみです」と言って頂ける参加者が とても多かったです。

出版パーティー開催のために11、12月は中断していましたが、いよいよ1月から再開します。

再開第一弾としては、ここ数年で私が最も衝撃を受けた逸材・稲葉真二さんがゲストです。

「学校・大学」で学んだことは「社会」でどこまで役立つのでしょうか?

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ここまでで正式な参加申し込みをされる方は、
以下に行ってください。

http://bit.ly/1JIxM1v
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ある教育学者は「現在の学校で学んだことの9割は無駄である」と言いきります。 逆に、利益追求だけをめざすことで失うことも多いという反論もあります。

長年企業の人事責任者を務めたビジネスマンが、大学の授業にガッツリ関わった経験を元にして、 若者が社会で活躍するためにはどういう学びが必要かについて語ってくれます。

稲葉さんは、これまで7社の企業・専門学校の設立・運営・人材育成に関わった後、9月から、昼間はビジネスコンサル、 夜は四条烏丸に開店したバーでバーテンダーを務めておられます。

例会には毎回参加いただき、若者や学生の人生を揺さぶる貢献をしてもらっています。大学やジョブパークでの彼の授業は人気講座で、私淑する参加者が絶えません。

さて、彼の問題提起は、職場の実務研修としてオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)です。企業で 実際におこなわれているOJTは受動的な訓練の色彩が強く、若者がアクティブに学ぶ場には なっていません。

そこで、稲葉さんは、OJT(トレーニング)からOJL(オン・ザ・ジョブ・ラーニング)に転換することこそが必要であると考えています。OJLという聞き慣れない言葉ですが、近年、学校で注目されている アクティブ・ラーニングと同じ流れです。稲葉さんが提唱されているOJLが広がると、もしかしたら、学校教育が企業にもインパクトを与えられるかもしれません。そう思うとゾクゾクします。

参加者の心に突き刺さる稲葉節がじっくり聞けるだけでなく、それにもとづいたワークをはさみながら 例会を楽しんで頂きます。 例会後には、もちろん料理とワインを準備していますので、ごゆっくりどうぞ。

では、是非ご参加ください。

ゲスト:稲葉真二さんのプロフィール:
伏見桃山城下、荒物屋の長男として生まれる。高校時代は、部活が水球と水泳で、趣味はPUNK音楽とお笑い(吉本芸人と漫才したこともある。)企業の末端従業員から企業ヒエラルキーを昇りながらも、他業種へ転職し、また一から昇り直す、を7回繰り返す異色のビジネスプランナー。
8回目として、9月から自ら四条烏丸至近で「Business Council Office 178」を設立し、バーとビジネスコンサルと仕立屋が同居する異色のスペースを開設している。そのかたわら、京都ジョブパークや大学でキャリア形成の講師を務めている。

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正式な参加申し込みをされる方は、
以下に行ってください。

http://bit.ly/1JIxM1v
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▼この例会は、こんな方に向いています
1. 学校・大学の学びと社会の学びのいずれかに関心がある人
2. 稲葉節をじっくり聞きたい方
3. 学習や学びに興味のある方
4. オーガニックワインに興味のある方

▼日時
1月31日(日)(12:30 受付開始)
・第1部 13:00〜17:30:ワークショップ
・第2部 17:30〜20:00:夕食

▼会場
風伝館(http://fudenkan.jp/
602-8024 京都府京都市上京区大門町253
烏丸丸太町から徒歩5分

▼参加費
一般 4,000円
学生 2,500円
高校生 1,200円
授業協力者(CT) 3,500円

※参加費は、第一部(ワークショップ) + 第二部(夕食) の合計の参加費です。
夕食には、鍋料理とワンドリンク(オーガニックワイン)が含まれます。冬場は厨房が寒すぎるので外部の方にお願いするのは忍びないので、主催者側で準備します。でも、充実していますよ!

ワインは、オーガニックワイン輸入業者「Diony」さんから届けられる選りすぐりのワインです。社長や会社の方がワインのうんちくを語ってくれます。毎回、このワインを楽しみに来られる方が多いです。二杯目からは、一杯300円でお楽しみください。

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正式な参加申し込みをされる方は、
以下に行ってください。

http://bit.ly/1JIxM1v
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▼主催 筒井ラーニングLab(代表:筒井 洋一)
メール:ytsutsu.i@gmail.com2015-10-24 16.44.39

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【来年度前期授業協力者(Creative Team; CT)を募集します!】 【関西大学商学部授業「ラテンアメリカ経済とビジネス」を一緒に創りませんか?】

京都精華大学人文学部の筒井洋一が新企画のCTに挑戦です。

2013年前期から2015年後期まで3年間、
京都精華大学人文学部の授業(グループワーク概論、情報メディア論)を学外に授業公開しつつ、教員と一緒に授業を創るCTを募集してきました。

その結果、3年間ののべ見学者数が750名を越え、今期の授業(13週まで)では既に120名を記録しています。毎週平均10名程度の見学者が来られています。
CTも半期交代で総計25名となりました。

「毎週10名の見学者が来て、数名の授業ボランティアが関わる授業は、ここ以外にありません!」

【来年度前期、関西大学商学部長谷川伸さんの授業を創るCTを募集します! 3〜5名です】

授業名 :関西大学商学部授業「ラテンアメリカ経済とビジネス」
授業日時:木曜日5限(4時20分〜5時50分)
教室  :関西大学千里山キャンパス内

私にとっては過去3年間の実践を第一期として、来年度からは第二期が始まります。
第二期の特徴は、他の方の授業に私がコンサルタントとして関わることです。他の方の授業にオープンでフラットな学びを広げていきたいます。IMG_9490

来年度の授業の特徴は、
1.開講授業は筒井の授業ではなく、関西大学商学部長谷川 伸さんの授業です
2.長谷川さんの授業に、筒井と大木 誠一さんがボランティアで関わりますが、三名で取り組みます
3.授業科目は「ラテンアメリカ経済とビジネス」という関西大学商学部の専門科目
です。

CTさんの仕事は、
1.授業の進行や受講生のグループワークを支援して、学生の学びの同伴者となること
2.最初はラテンアメリカや経済の知識がなくて構いませんが、受講生と一緒に学びながら、学生のフロントランナーとなること
3.授業提供者(長谷川、筒井、大木)、見学者、学生をつなぐ存在になること
です。

CTさんの募集対象者は、学生、院生、社会人です。
経歴は問いませんが、たとえば、
・ 教員志望の学生・院生、教員経験のある方にはまたとない機会です。
・ 授業研究や教育問題に関心のある院生や研究活動として取り組みたい方
・ 教育問題やソーシャルイシュー(社会課題)に関心の深い方
・ アクティブラーニングや反転授業という未来の仕組みに興味のある方
・ 何よりも学生と共に学ぶ気持ちをお持ちの方
にお勧めです。

2013年前期、京都精華大学「グループワーク概論」の授業動画です。

ただし、授業期間15週にわたって、報酬が伴わないボランティアでの参加ですし、最終的には教員の権限下での活動となります。しかし、この活動ほどボランティアの自主性が認められている活動は他には類がありません。

CTについてもっと知りたい方やは二つの方法があります。
1.授業について専門的に分析した書籍を購入する

筒井 洋一、山本 以和子、大木 誠一編著
『CT(授業協力者)と共に創る劇場型授業―新たな協働空間は学生をどう変えるのか』 スクリーンショット 2015-04-15 13.24.53
東信堂、2160円

2.私の授業を見学する。
今期は残り2回だけです。

授業名:京都精華大学人文学部授業「情報メディア論」
日程 :1月25日(月)、2月1日(月)
時間 :午後2時40分〜4時10分

授業後には、見学者、学生、CTなどが一緒になった振り返り会があります。

■ 教室
京都精華大学 黎明館(れいめいかん)L-101号教室
http://www.kyoto-seika.ac.jp/about/map/
■ 交通経路
地下鉄「国際会館」駅から、無料スクールバス運行
http://www.kyoto-seika.ac.jp/about/access/
■ 連絡先
京都精華大学人文学部教員 筒井洋一

希望者は是非ご連絡ください。
授業見学してもらえるとありがたいです。

では、お待ちしてます!

【追記】
CTは半期毎に交代しますが、これまでは半期毎に3〜6名のCTが担当しています。

今期の見学者はのべ102名ですが、最終的には110名程度になります。これまでの授業協力者数・見学者の実績は以下の通りです。

授業協力者   見学者(のべ人数)
2013年前期    3名         95名
2013年後期    4名         65名
2014年前期    6名         70名
2014年後期    4名        120名
2015年前期    5名        185名
2015年後期    3名        119名(第13週現在)

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【大学の授業を見学されませんか?】  【京都精華大学情報メディア論】 【見学可能なのは1月18日、25日、2月1日の3回だけ】

10月5日から始まった情報メディア論も、残り3回となりました。この3回が記憶に残るものになるようにと最後の追い込みをしています。

チームで取り組むテーマ自身から学生が考えていますが、それがどのように進化するのかが注目されます。振り返り写真

見学に来られる方は、事前にお知らせください。

また、最終日2月1日授業修了後には、懇親会をおこないます。

半年間のCTさんの多大な貢献と、学生の努力をたたえて、見学者もご一緒にやりましょう。別料金ですが、安いです。でも、料理は自信あり!

懇親会参加の方は是非お知らせください。

では。

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「情報メディア論」概要
授業日程:1月18日(月)、25日(月)、2月1日(月)
授業時間:午後2時40分〜4時10分
授業後に、振り返り会があります
交通経路:大学までは、京都駅から地下鉄と無料スクールバスで35分です。
606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
http://www.kyoto-seika.ac.jp/about/access/
——————————————————————

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【1/11情報メディア論は休講です】

正月が終わって、4日からすぐ授業が始まりましたが、明日は成人式です。

さすがにこの日は、授業しても来ない学生が多いので休講です。2016-01-04 16.07.24

18日(月)から再開して、
25日(月)、
そして
2月1日(月)で最後です。

見学に来て頂けるみなさまは、
残り3回ですので、お忘れなく。

残り3回の授業がとても重要な時間となります。

是非よろしく。

 

授業に関わった方が本を出版しました。この購入をお願いします。
筒井 洋一、山本 以和子、大木 誠一編著
『CT(授業協力者)と共に創る劇場型授業―新たな協働空間は学生をどう変えるのか』
東信堂、2160円

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【アクティブ・ラーニングの現場:大学編】【情報メディア論第12週】【見学者がついに100名突破】

1月4日モジュール3第二週の授業は、第14週の成果発表に向けてのチームでの話し合い。

授業の最初に私からコメント。
正月明けにかかわらず、いつもよりも多くの受講生が出席したことと、のべ見学者が100名を越えたことがすばらしいことを報告。特に前者は完全に予想以上の出来だったことはこれまでの経験からすると、ただただ驚くばかり。  2016-01-04 14.47.322016-01-04 21.47.53

また、授業設計の話をしました。この授業は、事前に目標と工程を決めて、それにしたがって授業を進行させるという工学的アプローチではなく、プロセスや目標自体を学生が決めていきながら、チームの関係性と課題達成をおこなう羅生門アプローチで進めている。このことは、学生からの取り組み自身が問われている。

授業では、CTさんが「さあ今から30分間取り組んでください」以外言わない。これこそ醍醐味です。

なんとなくゴールが見えてきそうなチームにはさらにハードルを上げてもいい時期が来たと思います。

新年会にも多数の参加者がありました。学生5名で、見学者が15名くらい。授業は来れないけど、新年会だけ来ますという方もおられました。

実は、本日は私とCTさんにとってとても大きなことがありました。われわれだけの写真をはじめて撮りました。今まで不思議に撮れなかったのですが、ここで撮らないと思い、記念写真。授業最後までこれを大切に持って授業に向かいたいと思います。2016-01-04 17.51.05

残りの授業は、
毎週月曜日午後2時40分〜4時10分
1月18日、25日、
2月1日

残り3回です。

ぜひお越しください。

この授業3年間の経験から生まれた新刊書

『CT(授業協力者)と共に創る劇場型授業―新たな協働空間は学生をどう変えるのか』
東信堂、2160円

以下から購入よろしく
http://amzn.to/1RPt9KS

では。

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【再開! Learning Workshop Lab1月例会】 【「学校・大学」と「社会」のはざまで必要な学びとは?  講師:稲葉真二さん】

6月〜10月まで開会開催していた例会ですが、例会後にはオーガニック料理・ワインが大好評でした。

「町家のワークショップもいいですが、その後の料理やワインが楽しみです」と言って頂ける参加者が とても多かったです。

出版パーティー開催のために11、12月は中断していましたが、いよいよ1月から再開します。

再開第一弾としては、ここ数年で私が最も衝撃を受けた逸材・稲葉真二さんがゲストです。

「学校・大学」で学んだことは「社会」でどこまで役立つのでしょうか?

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ここまでで正式な参加申し込みをされる方は、
ここからどうぞ。
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ある教育学者は「現在の学校で学んだことの9割は無駄である」と言いきります。 逆に、利益追求だけをめざすことで失うことも多いという反論もあります。

長年企業の人事責任者を務めたビジネスマンが、大学の授業にガッツリ関わった経験を元にして、 若者が社会で活躍するためにはどういう学びが必要かについて語ってくれます。

稲葉さんは、これまで7社の企業・専門学校の設立・運営・人材育成に関わった後、9月から、昼間はビジネスコンサル、 夜は四条烏丸に開店したバーでバーテンダーを務めておられます。

例会には毎回参加いただき、若者や学生の人生を揺さぶる貢献をしてもらっています。大学やジョブパークでの彼の授業は人気講座で、私淑する参加者が絶えません。

さて、彼の問題提起は、職場の実務研修としてオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)です。企業で 実際におこなわれているOJTは受動的な訓練の色彩が強く、若者がアクティブに学ぶ場には なっていません。

そこで、稲葉さんは、OJT(トレーニング)からOJL(オン・ザ・ジョブ・ラーニング)に転換することこそが必要であると考えています。OJLという聞き慣れない言葉ですが、近年、学校で注目されている アクティブ・ラーニングと同じ流れです。稲葉さんが提唱されているOJLが広がると、もしかしたら、学校教育が企業にもインパクトを与えられるかもしれません。そう思うとゾクゾクします。

参加者の心に突き刺さる稲葉節がじっくり聞けるだけでなく、それにもとづいたワークをはさみながら 例会を楽しんで頂きます。 例会後には、もちろん料理とワインを準備していますので、ごゆっくりどうぞ。

では、是非ご参加ください。

ゲスト:稲葉真二さんのプロフィール:
伏見桃山城下、荒物屋の長男として生まれる。高校時代は、部活が水球と水泳で、趣味はPUNK音楽とお笑い(吉本芸人と漫才したこともある。)企業の末端従業員から企業ヒエラルキーを昇りながらも、他業種へ転職し、また一から昇り直す、を7回繰り返す異色のビジネスプランナー。
8回目として、9月から自ら四条烏丸至近で「Business Council Office 178」を設立し、バーとビジネスコンサルと仕立屋が同居する異色のスペースを開設している。そのかたわら、京都ジョブパークや大学でキャリア形成の講師を務めている。

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ここまでで正式な参加申し込みをされる方は、
ここからどうぞ。
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▼この例会は、こんな方に向いています
1. 学校・大学の学びと社会の学びのいずれかに関心がある人
2. 稲葉節をじっくり聞きたい方
3. 学習や学びに興味のある方
4. オーガニックワインに興味のある方
▼日時
1月31日(日)(12:30 受付開始)
・第1部 13:00〜17:30:ワークショップ
・第2部 17:30〜20:00:夕食

▼会場
風伝館(http://fudenkan.jp/
602-8024 京都府京都市上京区大門町253
烏丸丸太町から徒歩5分

▼参加費
一般 4,000円
学生 2,500円
高校生 1,200円
授業協力者(CT) 3,500円

※参加費は、第一部(ワークショップ) + 第二部(夕食) の合計の参加費です。
夕食には、鍋料理とワンドリンク(オーガニックワイン)が含まれます。冬場は厨房が寒すぎるので外部の方にお願いするのは忍びないので、主催者側で準備します。でも、充実していますよ!

ワインは、オーガニックワイン輸入業者「Diony」さんから届けられる選りすぐりのワインです。社長や会社の方がワインのうんちくを語ってくれます。毎回、このワインを楽しみに来られる方が多いです。二杯目からは、一杯300円でお楽しみください。

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ここまでで正式な参加申し込みをされる方は、
ここからどうぞ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2015-10-24 18.15.42 2015-10-24 18.36.42
▼主催 筒井ラーニングLab(代表:筒井 洋一)
メール:ytsutsu.i@gmail.com

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【アクティブ・ラーニングの現場:大学編】 【京都精華大学情報メディア論第11週】

モジュール3第1週が始まりました。
これまでの自分を知る、仲間と学ぶを経て、「そこにいる仲間を互いに認め合い、全力で課題に取り組む」モジュールです。

教員や授業協力者(Creative Team; CT)の努力する割合が一気に落ちて、代わりに学生が全力で取り組む時期になりました。もうここまで来ると、われわれができることは本当に少なくなります。ひたすら学生の動きを観察するだけです。

その中でも、今回初めてCTの一人の五島 優子​さんがはじめてメインファシリテーターを務めてくれました。2015-12-21 16.00.09 2015-12-21 15.04.09

三重県から駆けつけていただいた出村 雅実​さん@三重県埋蔵文化財センターには、見学者特典の似顔絵を持っていただいて記念写真です。本日は、あちこちを回っておられたようで、忙しい中を来ていただきました。本日見たことを教師としてどう設計するのかが沸いてきたようです。ありがとうございます。

次回は、新年早々の1月4日(月)ですが、ここでは課題の中間発表をおこないます。
成人の日はお休みなので、
1月18日、25日、2月1日の3週だけとなりました。

残り少なくなりましたが、授業のフィナーレに入ってきますので、この機会を是非お見逃しなく、見学にお越しください。2015-12-21 17.33.54

なお、この授業を元にした書籍もアマゾンでの注文も可能になりましたので、ご購入いただければありがたいです。

筒井 洋一, 山本 以和子, 大木 誠一編著
「CT(授業協力者)と共に創る劇場型授業
―新たな協働空間は学生をどう変えるのか」
東信堂、2160円

http://amzn.to/1m3fi6c

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