みなさんは、いい人材を集めたいと思えば、自分から逸材を集めませんか?
私はそれをしないです。
私が2013年から変えてないことの一つは、授業ボランティアの集め方です。
私は先方から授業ボランティアを是非やりたいという方だけを集めます。
なぜ自分から集めないのかというと、それは簡単です。自分から飛び込んできた人の方が意欲が高いからです。
ボランティアメンバーの中に、飛び込んできた人と、こちらが集めた人とが交じるのもあまりいいことではありません。
けれども、私は自分から集めないと言っているにもかかわらず、実は、かつて私から呼びかけたボランティアがいました。逸材だと思ったのですが、やはりうまくいきません。
なので、やはり自分から飛び込んで来られたボランティアメンバーばかりでやってもらっています。
もちろん、見ず知らずのメンバー同士なので、最初は関係を紡いでいく手間はあります。しかし、自分から積極的に授業を創っていくメンバーですから、初対面であっても、見事にチームとして作って行かれます。
傍目からは、教師である私は、チームとしてのボランティア育成のためにかなり尽力するように思われています。でも、実態はあえて何もしないです。チームのことは、メンバーだけで進めた方がいいので、私はメンバーの育成には関与しません。
はい、このように、大変手抜きの教師です。
でも、教師の仕事は、教えることが主眼であるよりも、ボランティア、学生、見学者が自由に振る舞える舞台を創ることに尽力すべきだと思います。
私は周辺業務に徹して、毎回の授業進行に関してはボランティアの方々の意見が最優先されます。なので、私の意見はよく否定されますが、むしろそれくらいが丁度いいと思います。
以上のように、過去9年間の授業ボランティアはいずれも多彩で、素晴らしい方々ばかりでした。
今年の授業をどのように準備するのかは、集まったボランティアの中で話し合いながら決めていただければ充分です。
8月末まで募集しますので、お越しいただければありがたいです。
詳細は、以下をご覧下さい。
【京都の大学の授業を一緒に創りませんか? 9年目の挑戦です!】