2018年ボランティアは、歯医者さん、大学職員、ストリートミュージシャンのミックスだった!(大谷大学)

授業ボランティアは毎回多彩です。

ボランティアは、こちらがまったく予期していない方だったり、あるいは、顔見知りでも、まさか応募されるとは思わなかったという方ばかりです。

昨日、履修学生のことを書きましたが、本日は、2018年の授業ボランティアについてです。

この時のメンバーは、歯医者さん、大学職員、ストリートミュージシャンという実に多彩な陣容。

それぞれの思いがあってやって来てくれたので、新しいことやろうと思っていたけど、授業準備をはじめると、二人はどんどん進められる一方で、もう一人はその進み方についていけず、自己嫌悪を感じ始めました。

さあ、どうすればいいかといろいろ悩んだのですが、PC操作やパワーポイントを使うことが授業ボランティアの前提になっていたことがわかりました。

「じゃあ、パソコン使わないでもいいので、やってもらえますか?」と言って、その準備を始めました。

A4白紙に自分で文字とイラストを入れて、紙芝居のように次々めくりながら進行してくれました。これが実に素晴らしい。手書きだったけど、紙をめくりながら話すのがうまくて学生がそれに引き込まれていきました。

これは誰かというと、当時ストリートミュージシャンからデビューした女性でした。

日頃ライブやコンサートで、鍛えたMCの技は、むしろPC使うよりも、紙芝居で見せた方がはるかに実感がこもっていました。

この女性は、実は、私が最初にはじめた2013年京都精華大学の学生で、受講生でした。よく勉強するし、いつもにこやかだし、学内の人気者でした。

卒業後も、デュエットで活動していました。一時、裏方を含めたメンバーをまとめることに悩んでいた時に、授業ボランティアのことを思い出してくれたのでした。

そういう思いがあっただけに、A4用紙でのプレゼンで彼女が生き生きとしたことがとてもうれしかったし、終了後も、彼女の活躍を他のボランティアも支えてくれます。授業にお母さんも見学に来てくれました。

私の硬い頭を押し広げてくれた意味で、とてもありがたかったです。

現在も、半熟Bloodというバンドで活躍しています。

https://www.hanzyukublood.info/

彼らの活動に関心を持っていただけるとありがたいです。

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