【SSHとアクティブ・ラーニングとを結びつけた改革進行中】
今村 清寿さんの紹介で、11月2日にお伺いすることになりました(記事にするのが遅れてすいません)。
那須校長や有働副校長などとお話ししていたら、「どの授業でもお好きな授業を見てくださってもいいですよ」とおっしゃってくださいました。普通はいくつかの授業に限定されるものですが、懐の深さを感じました。
見せて頂いたのは、地学の田上先生、物理の今村先生、数学の園田先生、日本史の池下先生でした。新任や若手の方が多くて、教え込みにならないような仕掛けをされていました。教師は生徒を教え込みたくなるものですが、それをしないという決意がよくわかります。
予定外で、美術科の授業も見学させて頂きました。この高校では美術科の活動が非常に特色があり、まとまりがあります。驚いたのは、数学の点数が、普通科よりも美術科の方が高いとのこと。これはかなり画期的なことです。理系と美術科とが一緒にプロジェクトをおこない、そこに文科系が加わってくる、というかなり広範な広がりを持った教員集団が既に生まれているのが大きなメリットです。アクティブ・ラーニングがさらに進行する中では、教科を越えた仕事で成果を出していく事が望まれます。
午後には、教員研修会で講師をさせていただきましたが、校長先生をはじめとして、ニックネームで呼び合うという非日常的な仕掛けの中で、非常に意欲的に望んで頂きました。ありがたい限りです。
翌日には、アクティブ・ラーニング研究会熊本主催の研究会に参加して、九州地区の逸材が集まった貴重な機会でした。互いに引き寄せられるという感じの集まり方でした。
主催者の溝上 広樹さんが、ワークや説明を考えておられましたが、よく練り込んだワークでした。ここにいると楽しくなると思いながら参加者が集まってこられるのよくわかりました。
是非創り上げましょう。
ありがとうございました。