大学でオンライン授業やっていると、必ず直面するのは、授業中、ほとんどの学生はビデオをオフにします。
ビデオオフが嫌でなんとかオンにしてもらおうとしていろいろ考えました。
授業の最初に、「この授業では参加者全員はビデオオンにすること。でないと、減点、あるいは単位が認められない」というと、学生は従ってくれます。
でも、他のオンラインセミナーに出ていると、やっぱりビデオオンにすると、他の人に顔を見られてしまうので気が引けます。私自身がオンにしないのに、学生だけに求めるのも酷だと思います。
教師がスライド提示する場合に、画面共有をよく使います。学生はビデオオンにすべきと言っても、画面共有する時には他の人の顔がほとんど見えません。
そこで、私の授業では、画面共有する時には、ビデオオフでも構わないとしています。
最近は、ビデオオン・オフ問題を考えるよりも、オンライン授業は、ラジオDJだと思っています。それだと、オフでも構わないからです。
ただし、少人数で話し合うブレイクアウトルームでは、ビデオオンで話してもらっています。
少人数だとビデオオンにすることは抵抗がなさそうです。対面から、オンライン授業になると、対面でやっていた基準で考えがちですが、オンライン授業だからこそ新しいことに取り組める好機だと思います。