ひさしぶりに年末年始に仕事がなかったので、ゆっくり寝て、ゆっくり遊んでいる。
昨夜は、二年前の山形国際ドキュメンタリー祭で知り合った武井杉作と出会った。青春18切符で9時間かけて京都にやってきた。二日の京都市内は異常な混雑なので、北部の店に行った。夕方には空いていたお好み屋さんは7時にはしまっていた。そこで、行きつけのスコッチーバーに行った。ここは、狭いが、マスターの個性が光っている。年末年始も、いつも通り開けているというありがたいお店だ。しかも食べ物が異常にうまい。scotish morning breakfastは、ソーセージ、ベーコン、目玉焼き、グレービーソースの豆、ポテトが入っている。完全に原価割れだそうな。他の注文もしてあげよう。
ニンニクアレルギーの杉作とは、ニンニクがないかと食べ物をより分けながら、じっくり話した。器用で、はちゃめちゃで、瞬間ネタはいいけど、もうすこし持続性のある時間を大切にした表現が大切だと思った。やはり山形の原点を再認識してほしいね。
本日は、再度、墓参りに行った後、楽しみにしていた日本酒立ち飲み屋の新年樽酒会に顔を出した。すると、昨夜の店の店員がいた。さらに、そこに昨夜の客もいた。二つの店は、互いにつながっているとのこと。いい酒を出す日本酒の立ち飲み屋と、料理もおいしいスコッチバーとはおたがいに共鳴するところがあるのだろう。遅ればせながら、私もそこにつながったのだった。
昨年(一昨年のこと)の目標は、才能のある若者との出会いを大切にすることであった。今年は、それをさらに進めて、より若者の中に入り、具体的な形にすることを目標にする。どういう形になるかはまだわからないが、それを目標にしていきたい。なぜ若者にこだわるのかは簡単だ。私の知り合いで上の世代がそろそろ定年にかかってきたため、今後、仕事上で遊んでくれる知り合いがますます減少してくるだろう。そこで、遊んでくれる知り合いを増やすためには、付き合う世代を下げる必要があるためだ。今後、彼らが社会を作り替えていくだろうし、その動きを促進したいと思うからだ。
昨年は、以上のようなことを書いた。今年もこれを推し進めていくことに変わりはない。確かに昨年は、一昨年と比べて、若者と一緒に活動する機会はかなり増えた。この方向性は間違っていない。でも、もう少し足りない気がしている。組織を作って一緒に活動することもいいし、より密接につながることもいい。でも、世代を超えた橋渡しをしているという実感がない。とすれば、橋渡しをする意味をより具体的にすることが目標になるのだろうか。
「何と」「何を」「どのように」橋渡しするのか?
が明確になれば、前進したという気がする。それをより確かなものにしていこう。