2013年から過去5年間、ボランティア主体の参加型授業を創る学外からの授業ボランティアを募集してきました。今年も募集します。
授業は、ボランティアよりも、精通した教員がした方がうまくいくと考えがちです。しかし、過去の経験から言うと、教員がやった方がいい部分と、そうでない部分があります。
経験のある教員の授業は、授業設計されて安心感がありますが、その安心感がえてして、学生の学びにつながりません。
その逆に、ボランティアが授業をすると、教員ができないような素晴らしい挑戦をしてくれて、結果的に、学生の変容が大きくなります。
特に、学生の学びの同伴者としてボランティアの力は圧倒的です。私は、毎回、ボランティアから多くの学びを得ています。
しかも、2019年までは、授業ボランティアは教室に通える方に限定されていましたが、それ以後はオンラインから参加することも可能になりました。もちろん、オンラインから参加する方と、教室に通える方の両方がおられるとありがたいです。
私の授業では、
ボランティアは、教員の補佐ではなく、独立した存在として、大学や学生の学びに関わります。
授業も常時公開していますので、学外からの見学者も来られます。
多くの大学では、対面授業だけに戻っています。対面授業ができることはいいのですが、現在の学生はオンライン授業をまったく知らない状態です。私は、むしろ、対面授業をやっていても、いつでもオンライン授業に転換できる準備をしていますが、これが学生にとって、どういう状態になっても授業が受けられますし、卒業後の彼等は、対面と同時に、リモートワークもできる人材に育ってほしいと思います。
ボランティア希望者および話を聞いてみたい方は、できるだけ早めにお知らせください。一緒に授業を創るためにも、互いのことを知る時間が重要ですので。
詳しくは個別に説明します。
授業ボランティアは半期交代しますが、毎期3名程度です。
過去40名以上が参加されています。
授業は9月〜来年1月までの毎週15回実施されますので、何度かの不参加はあっても、最後まで一緒に創っていける方にお願いしたいです。
過去の授業動画:
授業関係者と一緒に以下の本を出版しました。
筒井 洋一他編著
『CT(授業協力者)と共に創る劇場型授業―新たな協働空間は学生をどう変えるのか』東信堂、2,160円
後期の実施予定授業:
ボランティア希望者は、いずれの授業でも選択可能ですが、できるだけ早めにお知らせください。
一緒に授業を創るためにも、互いのことを知る時間が重要ですから。
ということで、以下の授業にボランティア参加希望の方は、
筒井までご連絡下さい。
【実施大学】
大学名 :大谷大学
科目名 :大学の学びを知る
対象学年:1年生
開講日 :9月21日
開講曜限:毎週木曜日午後2時40分~4時10分(90分)X15回
休講日 :11月23日(勤労感謝の日)、12/28.1/4
最終日 :1月18日
授業概要 : 「自分が学びたい授業を自分で創る」チームのパフォーマンスを向上させるファシリテーションのスキルやマインドを学んだ上で、学生自身が学びたい授業を実際に創る
追記:
1.この授業には、学外からの見学者が来ます。
2.授業シラバスは提出済みですが、毎回の授業設計・運営は柔軟に対応できます
3.授業ボランティアには謝金は出ませんが、食事会などで配慮します。
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