見学者を募集していた授業について、その後の進展をお知らせします。
見学希望者については、ありがたいことに反響があり、是非行きたいといただける方が増えてありがたい限りです。まだまだ受け付けますので、ご連絡ください。
さて、私と一緒に授業を作ってくれる授業協力者(Creative Team:略称CT)4名+1名と
授業準備の会議をしてきました。既に4回目です。
今回は、授業開始まで1ヶ月あるので、余裕を持って準備できます。
CTさんとは、単に授業設計をどうするかを話し合うのではなく、まずは、CT同士のチームビルディングと自ら授業を体験することをやってもらってます。
第一回、第二回目の会議では、私から授業のねらいや実務的な説明をしたのですが、CTさんは眠そうな顔をしていました。私の説明ばかりでは彼らの意欲が沸かなかったようで、以後はこちらからの説明は最小限にして、CTさん同士の中で授業準備をしてもらいました。
考えて見れば、少し前までまったく知らなかったメンバーがたまたま集まって、授業を創り上げていくわけですから、互いに疎遠なままで進めるわけにはいきません。そこで、実務を先行させるのではなく、なぜ授業に取り組むのかをじっくり話し合いながら進めていいます。「なぜ」という問いは、子供の頃からしているのですが、大人になるにしたがって問わなくなっています。
われわれは、何事も原点から始めてみようとしています。確かに実務優先で進めると進行は早いですが、CTさんのモチベーションはまったく上がりません。それがわかるからこそ、思い切り彼らがやりたいことにじっくり取り組んでもらっています。
実は、私には別件があって、会議に遅れたのですが、CTさんは、既に授業のコマシラバスの検討に入っていました。しかも、それぞれの特性がかなり出てきたことで、「この人には、この役割をやってほしい」「はい、是非やりたいです」という役割と、自身の動機づけとが次々とパズルのペースを埋めるようにはまっていきます。実に見ていて愉しいです。私があれこれ言わなくても進んでいくのですから。
先日の会議場所にたまたまやってきた加藤尚子さん(なおげ)もわれわれの取り組みが気に入ってくれて、CTの応援団として協力してくれることになりました。さっそく彼女の役割も決まってきました。
今回のCTの特徴は、
大学生が少ないこと、
教職経験者がいること、
専門家として従事していることが多いこと、
など特徴が際立っているのが特徴です。
以下の写真は、なおげさんプロデュースの構図です。
手を挙げている写真は、「記念写真と言えば、床に寝転んで上から撮るのがいい」という提案でした。しかし、床が狭いので、壁を使って床に寝そべった雰囲気を出しました。
顔だけが写っている写真は、おなじくなおげが、「だんご三兄弟みたいなポーズをしてください」ということで、ビルの階段から顔を出しました。はるさんが一人かっこよく決めています。
毎回、こんな遊びをしながら、深く進めています。
来週最終の準備会議をしてから、いよいよ4月10日初日を迎えます。
授業見学に来ていただく方を募集しておりますので、ぜひお越しください。