ワークショップではじめてのラウンドテーブル

大学教育学会初日最初に「授業方法としてのワークショップとelearning」をテーマにラウンドテーブルを実施した。最初から、テーブルを取り払って、椅子を丸く並べてお互いの顔が見やすい形式で始めた。私の簡単な説明の後、ファシリテーターの青木将幸さんが、参加者の意図を行動で表すという形で、参加者に位置を確かめてもらった。このあたりから、通常の学会報告とは違う雰囲気が流れてきた。参加者の自己紹介には、自分がこのテーブルに参加した意図をA4の紙に書いた言葉を中心に話してもらった。

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次に、キャリアカウンセラーの中村恵子さんが、さらに参加者の気持ちをえぐる形で、ワークショップを展開してきた。ここまでくれば、座学があっても、参加者の集中力は衰えない。

向後さんが、elearningとワークショップを交互に実施する中で、参加者にとって双方のメリットを生かす授業報告をされた。

休憩後、参加者に質問したいことをA4用紙に書いてもらい。それをもとに話し合いを展開した。青木さんの見事なファシリテートで参加者のいいたい気持ちを汲み取りながら、それを全体で共有する方法を参加者自らが体験した。

学会で、おそらく初めてのテーマであったが、今後このテーマは大きく飛躍する。その先鞭をつけた意味で、今回のラウンドテーブルは記念すべき企画となった。

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