昨年度の授業評価が送られてきた

昨年後期に担当した他大学での授業「日本語表現法(話す)」の評価結果が送られてきた。以前にも書いたが、この授業はかつてないほど苦しんだ授業だった。

理由は、

  1. 仲間だけの内輪の私語が多い
  2. 初めてのスピーチの授業で構造が作りにくい
  3. TAもいず、教室も使いにくい

などあげればキリがない。

ただ、途中から受講生の反応が変わってきた。

変化した理由は、私の窮状を受講生に素直に訴えたことや、こちらの苦労とはとは別に、意外に受講生が楽しんでいたのがわかったことだった。グループをいろいろと組み替えながら、ワークをしたのだが、それまで仲間内の私語しかしなかった初年次生が、意欲的な上級生のグループに入って、上級生の重みのある発言が続いたことで、自分との落差を感じたのだった。授業終了後には、私語よりも、前に向かっていく姿勢が顕著となった。

私としては、意外に評価されていることがわかったのだが、クラスの中でどのくらいの受講生が評価してくれるのかが楽しみだった。本日送られてきた結果を見ると、ほとんどの受講生が5段階評価の中で4で、平均すると4.3以上になるだろう。やったー。

これがビギナーズラッキーにならないように、ワークショップの手法とコンテンツとの効果的な組み合わせを考えていきたい。

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