来年度以後の新しい研究プロジェクトの夢を描いていることを実現したいという思いを、ただいま助成金申請書類の作成であたふたとしている。夢を実現するためには、仲間がいる。その仲間と一緒に研究するためには、助成金がほしい。だったら、書類を書かなくてはいけない、ということで、その真っ最中です。昨日の入試イベントのポッドキャスティング作業が終わらないので、最新情報の案内を先にお知らせします。
北のサラムたち―日本人ジャーナリストが見た、北朝鮮難民の“真実”
- 作者: 石丸次郎
- 出版社/メーカー: インフォバーン
- 発売日: 2002/08
- メディア: 単行本
11月8日に、京都精華大学人文学部では、アジアプレス大阪代表石丸次郎さんを授業「総合講座」の講師にお招きして、北朝鮮情勢に関する最新映像+講演会を開催します。
石丸さんは、2002年中国・瀋陽日本総領事館脱北者駆け込み事件で脱北者を支援したジャーナリストです。また、北朝鮮市民に撮影方法を教えて、市民自らがジャーナリストになるための支援も行ったり、TBS「報道特集」その他メディアでも現地の状況に対する適切なコメントをしておられます。
石丸さんは、2001年京都精華大学人文学部社会メディア学科・文化表現学科開設記念講演会でも、瀋陽事件渦中の激務にもかかわらず、1時間の講演時間をまったくのメモなしに話して聴衆を強く引きつけましたし、昨年まで精華大の授業も担当していただいていました。
朝鮮半島情勢が緊迫している中で石丸さんに、講演をお願いしたところ、快諾していただきました。今回の企画は、授業の一環ですが、学外の方もご自由にご参加ください。
詳細は以下です。
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アジアプレス石丸次郎 朝鮮半島情勢を語るー講演と映像上映ー
11月8日
午後4時20分〜午後5時50分は、
総合講座受講生向けの入門的内容です。
・最初に現地映像上映
・その後、「ジャーナリストとは」という説明から入って、
朝鮮半島情勢の説明をします。
午後6時〜7時30分は、
学外の方の参加も想定して、より詳しい話をしてもらいます。
・石丸さんのドキュメンタリー映像上映
・より詳しい朝鮮半島情勢について講演
・最後に、最新映像上映
総合講座
講師:石丸次郎さん(アジアプレス・インターナショナル大阪代表)
日程:11月8日(水)午後4時20分〜7時30分
テーマ:朝鮮半島情勢についてー最新映像と講演ー
場所:黎明館201番教室
問合先:人文学部教務課(人文学部)
TEL 702-5119
京都精華大学のサイト
http://www.kyoto-seika.ac.jp/index.html
大学までの交通経路
http://www.kyoto-seika.ac.jp/access/index.html
アジアプレスのサイト
石丸次郎さんのプロフィール
http://www.asiapress.org/03memb/ishm/ishmr.htm
1962年、大阪出身。アジアプレス・インターナショナル 大阪オフィス代表。
ソウル延世大学語学堂に2年半留学。在日韓国・朝鮮人問題などを取材。93年と94年7月、11月に中国の朝鮮国境1300キロを踏破。北朝鮮取材は国内に3回、朝中国境地帯にはおよそ30回。これまで北朝鮮難民とのインタビューは400人を超える。
著書に『北のサラムたち』(インフォバーン)、『北朝鮮難民』(講談社現代新書)。共著に『匿されしアジア』(風媒社)、『アジア大道曼荼羅』(現代書館)、『百人の在日コリアン』(三五館)、訳書に『涙で描いた祖国』(風媒社)がある。
ビデオ取材に「北朝鮮難民の証言」(NHK『ETV特集』)、「中朝国境現地報告」(よみうりテレビ『ウェークアップ』)、「激増する北朝鮮難民孤児」(テレビ朝日『サンデープロジェクト』)、「北朝鮮食糧支援の実態」(日本テレビ『ザ・サンデー+30』)など。ほかにイギリス・チャンネル4、ドイツ ARD、フランスCanal+などで北朝鮮現地ルポ。
「北朝鮮難民問題に光を当てる一連の報道」で、第40回 ギャラクシー賞・報道活動部門・優秀賞を受賞。
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