12月3日高大連携教育フォーラム(大学コンソーシアム京都)

12月初めは恒例の「高大連携教育フォーラム」が大学コンソーシアム京都で開催されます。

昨年は、新型インフルエンザの影響で、参加申込者の欠席がありましたが、今年はすべての分科会で超満員となりました。

人気の秘密は、「高大接続テスト」という今後来るであろう課題を先取りして議論することでしょう。全国の教育関係者が注目しています。

私は、第三部表現分科会「対話や表現をデザインするカリキュラム」のコーディネータを務めます。これまでと同様に国語科以外にも適応可能な表現教育について取り扱いますが、今回は、それにとどまらず、授業以外での取り組みから授業を見てみたいと思います。

今年の発表者は、いずれも関西在住なので既にお会いして互いの認識を深めるとともに、メールでのやりとりもかなり頻繁です。既にエネルギーがかなり蓄積されてきています。当日には、それを一気に出す勢いでいきますので、ご期待ください。

詳細は、以下です。

高大連携教育フォーラム

【開催趣旨】

高大連携教育フォーラムは、全国より高等学校教員、大学教職員、教育系企業の関係者が一堂に会し、高大連携の取り組みにおける「国内動向の情報共有と京都における取り組みの情報発信」を目的に、2003年度より開催され、今年で8年目を迎えます。

本年の第8回高大連携教育フォーラムについては、「新しい時代に求められる能力をどう育成するか~高大接続テストの持つ意味~」をメインテーマに掲げ、開催いたします。

【構成】

3部構成となっております。部分参加も可能です。

第1部については、「日本型高大接続の転換点」をテーマに基調報告いただくとともに、「新しい時代に求められる能力をどう育成するか~高大接続テストの持つ意味~」のテーマに基づき、シンポジウムを開催します。

第2部は「キャリア」と「入試」をテーマとした2つの分科会を設け、高等学校・大学両者が抱える固有の問題、共通する問題を探り、その課題を明確にすることを目指します。

第3部では、「表現技法」「数学」「英語」「理科」の各教科をテーマとし、高大での連続性を備えた接続教育の可能性ついて高大両者で事例発表、意見交換をおこなう分科会を開催します。

開催概要

第8回高大連携教育フォーラム概要
開催日時 2010年12月3日(金)9:30~17:00
会場 キャンパスプラザ京都(京都駅前)
申込期間 10月7日12:00~11月19日(金)
参加費 >京都府内の高等学校・大学関係者  1,000円
上記以外の方(京都府内の企業参加者含む) 2,000円
※当日受付にてお支払いください。

登壇者・テーマ

第1部【基調報告・シンポジウム】 9:30~12:30
基調報告
【テーマ】日本型高大接続の転換点 基調報告者 >佐々木 隆生(北海道大学 公共政策大学院 特任教授)
シンポジウム
【テーマ】新しい時代に求められる能力をどう育成するか ~高大接続テストの持つ意味~
シンポジスト
荒瀬 克己(京都市立堀川高等学校 校長)
村上 隆(中京大学大学院 社会学研究科長)
帯野久美子(関西経済同友会 常任幹事/ 和歌山大学 副学長)
佐々木 隆生(北海道大学 公共政策大学院 特任教授)
コーディネーター
椋本 洋(大学コンソーシアム京都 高大連携推進室長/ 立命館大学 教授)
第2部(分科会Ⅰ) 13:30~15:00
分科会A
【キャリア】
テーマ:生徒・学生の成長の契機とキャリア教育のありかた 報告者 三浦 隆志(岡山県立岡山操山高等学校 主幹教諭) 報告者 髙田 正規(Benesse 教育研究開発センター 特別顧問) コーディネーター 生駒 俊樹(京都造形芸術大学 教授) 分科会B
【入試】
テーマ:大学0回生に必要な教育~早期合格者に対する入学前教育~ 報告者 郡山 信一(京都府立鳥羽高等学校 進路指導部長) 報告者 >山本以和子(京都工芸繊維大学 准教授) コーディネーター 並木 治  (大谷大学 教授)
第3部(分科会Ⅱ)
第1分科会
【表現技法】
【テーマ】対話や表現をデザインするカリキュラム
報告者
大本 晋也(兵庫県教育委員会事務局 主任指導主事兼社会教育係長)
牧野由香里(関西大学 教授)
コーディネーター
筒井 洋一(京都精華大学 教授) 第2分科会
【数学】
【テーマ】大学で伸びる生徒を育てるために
報告者
横 弥直浩(奈良女子大学附属中等教育学校 教諭)
市木 敦之(立命館大学 教授)
コーディネーター
酒井 淳平(立命館宇治中学校・高等学校 教諭)
第3分科会
【英語】
【テーマ】科学技術分野に求められる英語運用能力
報告者
岩田 真紀(京都府立洛北高等学校 教諭 報告者
堤  直人(京都工芸繊維大学 教授)
コーディネーター
宮島 勇二(京都府教育委員会 指導主事)
第4分科会
【理科】
【テーマ】探求活動を通した活用能力育成と目的志向の学習機会の提供
報告者 飯澤 功 (京都市立堀川高等学校 教諭)
酒井 敏 (京都大学大学院 教授)
コーディネーター
平井 啓明(京都市教育委員会 指導主事)
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