9月末からの大学の授業を教師である私ではなく、外から集まった授業ボランティアが授業をします。
打ち合わせ中での一言。
はい、そうだと思います。
でも、ゴールだけ共有できれば、あとはボランティアだけで90分の授業を進行しても困ったことはまずありません。むしろ、困らないようにという題目で、実際には授業ボランティアを縛ることがどれだけ多いことか。
細かな進行を決めるよりも、大枠を決めておく方が楽しいですよ。
ただし、進行をお任せする場合には、二つの原則があります。
1.大学では授業したことなくても、この授業に来られるボランティアは、実力のある方しか来ません。
2.筒井が事前に声をかけず、すべてボランティア自身の自発的意思で来られます。
私は30年間授業した自負はありますが、ボランティアの方は私とは違った形でされるのでとても楽しみです。授業の最初は戸惑うことがあっても、途中から私ではできないことをされることをいつも体験しています。
ただ、ボランティアは実力があっても、ボランティア三名がどのようにチームとして機能するかは別問題です。
互いに知らないボランティア自身がチームビルディングを体験して、それを授業に生かしていく機会はめったにありません。
さらに、他人には誉められるようなところだけ見せたくなりますが、この授業ではむしろ未完成な部分も公開します。
授業最後に、授業公開する場合が多いですが、実は、授業最初の混沌として時期が狙い目です。
この授業では、初回からずーっと公開しますから、オンラインでも教室に来られても、見学者の参加を歓迎します。
見学者募集は、9月20日までにおこないます。お越しいただけるとありがたいです。