「**さん、今、授業ボランティアになる人を募集しているのだけど、**さん是非なってくれない!」
自分が気に入った人を誘うことはよくありますし、わりと当たり前のことです。私はこれには非常に違和感があります。
もちろん、「自分が気に入った人を誘って何が悪い」と言われるかもしれませんが、私が来てほしいと思うのは、3名程度の方です。全員が私が誘った人ばかりだといいように思いますが、でも、実際には予想したほど応えてくれない場合には落胆します。
でも、それって、大変失礼なことだと思いませんか?
それは、応えてくれた人に問題があるのではなく、そうすることができなかった自分に問題があったのだと思います。他責にしがちです。
私が3名程度の方に来てもらう場合には、絶対誰かを誘いません。もし誰かを誘ってしまうと、誘わなかった方々との気持ちの格差が出てしまいます。つまり、「自分は筒井に誘われなかった
人間だ」という気持ちは消えることはありませんし、それは授業ボランティアと教員との間に不協和音を生み出します。
そういったことはやめたいので、やはり、私は誰も誘わず、ひたすら本人がやって来てくれることを待っています。
是非お越し下さい。
授業ボランティアは半期交代しますが、毎期3名程度です。過去40名以上が参加されています。
授業は9月〜来年1月までの毎週15回実施されますので、何度かの不参加はあっても、最後まで一緒に創っていける方にお願いしたいです。
過去の授業動画:
http://bit.ly/1tOKnvY
授業関係者と一緒に以下の本を出版しました。
筒井 洋一他編著『CT(授業協力者)と共に創る劇場型授業―新たな協働空間は学生をどう変えるのか』東信堂、2,160円
http://ur0.link/LxOb
後期の実施予定授業:
ボランティア希望者は、いずれの授業でも選択可能ですが、できるだけ早めにお知らせください。
一緒に授業を創るためにも、互いのことを知る時間が重要ですから。
ということで、以下の授業にボランティア参加希望の方は、筒井までご連絡下さい。
【実施大学】
大学名 :大谷大学
科目名 :大学の学びを知る
対象学年:1年生
開講日 :9月21日
開講曜限:毎週木曜日午後2時40分~4時10分(90分)X15回
休講日 :11月23日(勤労感謝の日)、12/28.1/4
最終日 :1月18日
授業概要 : 「自分が学びたい授業を自分で創る」チームのパフォーマンスを向上させるファシリテーションのスキルやマインドを学んだ上で、学生自身が学びたい授業を実際に創る
追記:
1.この授業には、学外からの見学者が来ます。
2.授業シラバスは提出済みですが、毎回の授業設計・運営は柔軟に対応できます
3.授業ボランティアには謝金は出ませんが、何らかの形で配慮します。